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フジワラのかたまり

転勤・転居5回、転職3回という流浪経験を経て、いま、起業したいと妄想する30男の雑多コラム。

明るい清原は、ますます期待値上昇

2006-02-09 15:42:06 | バファローズを楽しむ

 注目度の高さと同じように、清原のバットも上昇気流に乗ってきた。フリー打撃で、ファンの度肝を抜いた。77スイングで、今キャンプ最多となる18本の柵越えを披露。この日はついに、左翼後方にそびえ立つ高さ10メートルの防球ネットを飛び越え、その後方にあるブルペンの屋根にドカンと当てた。しかも3本。左中間への1本も含め推定飛距離150メートルの場外弾は計4本を数えた。バックスクリーン上部直撃も2発。飛距離も、半端ではなくなってきた。
 「当たったらよう飛ぶなあ」。清原本人も目を丸くするほどだった。
≪引用≫清原150m場外弾4発!「よう飛ぶなあ」 (2/8日刊スポーツ) - goo ニュース

バファローズ移籍、関西へ帰ってきた清原選手、例年になく好調のようですネ。この時期のフリーバッティングで
『柵越え00発』『場外特大弾』って言う見出しは、いつでもどこでも紙面を賑わす話で、別に何ということはない。良いのは、マスコミの取材に応じる時の明るい表情。周囲の気遣いの大きさは、計り知れないが、本人の意欲、モチベーションの高さが、【自虐トーク】にも込められているのだろう。
清原和博は、中年の星として、どん底、失脚を味わった人間の強さを、そして、鳥はだモノの感動、ドリームを見せてくれまっせ。

 

 


バファローズ打線のネーミングについて

2006-02-06 10:01:13 | バファローズを楽しむ

清原の入団発表時のコメント・名言から、すっかりオリックスバファローズのイメージ戦略が進行している。

「お好み焼きをイメージしたものが、ふんだんに盛り込まれていますよ」。そのものズバリ「ミックスモダン打線」。通算514本塁打の清原と通算307本塁打の中村が“ミックス”され、谷や平野ら生え抜きで“モダン”な機動力も生かせる超強力打線。
≪引用≫オリックス名物?「ミックスモダン打線」 (2/5スポーツニッポン) - goo ニュース

キャンプイン間なしの段階での、正に『とらぬ狸の皮算用』に過ぎない話ではある。とはいえ、“ミックスモダン”とは、新鮮かつピッタリなネーミングに思える。プロ野球の主流は、マリーンズ、ドラゴンズなどの『スモールベースボール』に向いている中、フジワラとしては、近鉄バファローズ『いてまえ打線』や84年タイガースの豪快な野球を求めていたわけで、そのような試合展開を想起させる。清原、中村だけでなく、助っ人ガルシアという、豪快スウィングのホームランバッター三人衆に、谷、平野のアベレージヒッターもいる。さらには、優勝決定・サヨナラ満塁ホームランの意外性の北川もいる。『スモールベースボール』にはない、ワクワク感を予感させてくれませんか。
問題は、、谷や平野に、マスコミ向け話題喚起に向けて“粋な”コメント、清原、中村とは異質な“ダンディ”なコメントを出せるかどうか。何より、故仰木監督のエンターテイメント精神『プロは目立ってナンボ』の精神が体現してもらいたいものだ。

 

 


意外とやれそう、バファローズ中村監督

2006-02-04 12:01:41 | バファローズを楽しむ

清原、中村紀洋の大物2人の加入で、チームコントロールが難しくなるといわれていた、オリックスバファローズであるが、こと清原に関しては、綿密なコミュニケーション、そして絶妙の演出が行われいるようだ。

特に、清原については、巨人時代は堀内監督との確執がチームの雰囲気までも壊し、選手の士気低下を呼び、成績低迷につながった。これに対し、中村監督は、キャンプ前に焼酎で清原とノミニケーションをとり、またキャンプでは自らノックを放つ。もちろん、マスコミ対策の面もあるだろうが、昨年までの地味なイメージ払拭へ、着々とその環境作りを進めている。 
清原、中村監督から愛のノック32本 (2/3日刊スポーツ) - goo ニュース
清原は、巨人時代、宮崎で当時の長嶋監督のノックを受けた記憶とダブったようで、よりフォア・ザ・チームの精神を強くした様子。『最後の方は、長嶋監督よりも強かった』などと社交辞令を述べる一方で、同僚の北川に『弱った』とも冗談を言える。

考えてみれば、中村監督は、タイガース監督時代にはあのBクラス低迷、毎年最下位のダメ虎時代の中にあって、唯一の2位の成績を上げていたのだ。現役時代は、田淵、掛布の陰で堅実なプレーをする脇役であったが、脇役であるがゆえに、このチームの雰囲気づくりに長けているのかも。

このキャンプの段階では、とにかくマスコミでの露出・注目を確保することが、球団としての至上命題と認識しているのだろう。あとは、昨年の主力メンバー、谷や吉井などの選手との融合ということになるが・・・。


今年のカムバック賞は清原で決まり

2006-02-01 22:57:23 | バファローズを楽しむ

 「左ひざを手術したことや年齢(今年39歳)もあり、フルシーズン出場は無理でしょう。5月いっぱいまで話題を提供してくれれば…。彼の年俸(推定2億5000万円)をペイできるとの計算は立っている」
≪引用≫清原番狂わせ…「紅白、OP戦出る」の暴走ぶり (2/1夕刊フジ) - goo ニュース

いよいよプロ野球もキャンプインである。とにかく、バファローズ清原への注目は高い。先日、関西ローカルのトーク・討論番組に出演していた清原を見たが、その姿、やり取りは、巨人時代のそれとは明らかに違っていた。これこそ、彼本来の持つキャラクターであろう。とにかく、マスコミ各紙の注目が高いことは本人も自覚している。その上で、チームイメージの向上、今までは目立たなかった選手への関心が向くことを意識しているのであろう。(もっとも、現時点ではまだ、清原オンリー。谷、中村紀洋にも向かない)
とはいえ、チーム関係者(?)に言わせると、“元気すぎる”清原の行動は、心配の種でもあるようだ。
何よりの心配はケガということなのだろうが、モチベーションの高さはもちろん、チームへの配慮も、【巨人時代の失敗】が活きていくことであろう。
次の楽しみは、オープン戦開幕戦のVSタイガース戦。



バファローズ清原への期待

2006-01-12 23:37:31 | バファローズを楽しむ
『大阪で忘れていたものを見つけられればいい。開幕には万全の状態にしたい。自分でもワクワクしています』
清原 21年目の変身!1発捨てる (スポーツニッポン) - goo ニュース

21年目38歳で迎える清原、その2006年シーズンは新天地でもあり、故郷でもある関西、オリックスバファローズでのシーズン。一部には、“限界”“いまさら”との厳しい見方が多いが、清原には、格好の手本であり、またライバルが存在する。それは、36歳にして連続フルイニング出場を続け、しかも本塁打を増産している【タイガース金本】だ。清原選手のモチベーションは、間違いなく上昇曲線。問題は、日本一汚いの呼ばれる、関西人の野次が、清原選手のやる気をそぐ、あるいは無用なプレッシャーを与えないことを願うのみだ。

最近、めっきり試合巧者な強さを見せているタイガースに物足りなさを感じる、清原と同年代のフジワラにとっては、誰がなんと言おうと、清原は希望の星。サッカーの三浦知良選手が、トヨタカップで見せたひたむきなプレーに勇気をもらったように、清原選手にもホームランを量産せずとも、チームの勝利に貢献する貴重な役割を期待したいし、また数々の勝利を手にしてきた男の強運がそれをやってくれるであろう。そして、そのクライマックスが、清原の06年初夢『タイガースとの日本シリーズ』というカタチで結実することを願いたい。