一回は、永田議員が辞意を表明した、とも言われながら、ようやく明日の会見で、『ガセネタで自民党の幹事長を批判した』責任問題は、幕引きとなるようだ。あくまでも、国会での自民党武部幹事長と次男を批判したこと、への謝罪ということのようだ。
送金指示メール問題、民主が謝罪会見へ (読売新聞) - goo ニュース
『永田町の混乱』とか言うが、実際には民主党が混乱いただけだし、マスコミ、ワイドショーが食いついただけのコト。ただ、“政権準備政党”を名乗る民主党の情報分析力や所属議員の品格への疑問は大きい。(永田議員だけのこととも思いたいが・・・)
巨大与党体制における、野党のチェック機能、疑惑追求は否定されるべきものではないが、耐震強度偽装問題も含めてであるが、必要以上に検察・警察ごっこをやっている場合ではないと思う、この種の疑惑の解明、証拠探しについては、週刊誌などに任せておき、本職である、政策論、法律整備に、集中すべきことだ。さらにいえば、課税対象を増やすのではなく、産業振興、地方活性化の仕組みづくりに尽力していくべきだと思う。
実際、今回の疑惑メールについては、週刊誌などに掲載されてから、国会質問しておけば、ここまでもめることもなかったはず。
その意味では、民主党は、政党助成金で、フリージャーナリストか探偵を飼いならしていくのが、賢いのでは。今回の一連の騒動の中で、民主党自ら、野党であるがゆえの能力不足、人材不足を露呈したのだから。