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Performance Engineering

チタンマフラー製作 Part3

2014-05-12 23:44:43 | ワンオフ
数日前ですがチタンマフラー完成しました。見た目は普通っぽい?60φのストレート構造だけど、メインサイレンサー容量が結構大きいので音は静か。高回転でどんな音がするのか楽しみ。


重量は触媒以降一式で6.0kg。以前使用していたHKSのマフラーは14.0kg。軽く作るのは簡単。問題は音量と音質。オーナーの好みに合う事が重要。


他にはオイルクーラーの取り付けやインテークマニホールドの交換等を。エンジン補器類の仕様変更はある程度まとめて行わないとセッティングの費用が大変な事になってしまうので、コストを抑えつつ結果が出るように内容を考えて施工してます。


そんな訳で、自分のEP82に使用していたインマニを移植。これはサージタンクの容量アップ、ポートもテーパー形状になっています。スロットルは3S用のデカイやつ。ブーストアップ以上のチューニングの場合、多くのエンジンでサージタンクの容量増しは効果的です。

ECUのセッティングの結果、アイドリングから負圧が増す=空気が入りやすくなる、という結果に。高回転も絶好調。以前の高回転で垂れる感じが改善され、気持ち良く上まで使えるエンジンに仕上がりました。

マフラーの音質もやかましい感じが無く、燃焼状態の良さを感じさせる気持ち良い音になり、オーナーさんにも気に入ってもらえたようです。


メインサイレンサーの内径、50φだったので60φに改造したり、何かと苦労したがその甲斐が報われました。これにて年内のマフラー限定製作数終了w

ますます変態度に磨きが掛かったカローラを納車し、次は4E-FTEのリフレッシュコンプリートエンジンで入庫のEP91の作業を開始。とりあえず点検&試走から。


走行時に異音がするという事で下回りを点検したところ、マフラーの前側フランジ部分で思いきり割れてます…。


クラック部分をクリーニングの後、点付けしながら寄せていきます。


修理完了。試走するも、異音は変わらず。やはりドライブシャフトっぽい。


接着タイプのブーツ、分割部分からグリース漏れの形跡が。実に怪しいです。

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