変態カローラ セッティング完了

馴らし走行約１２００ｋｍを終えて土曜日に来店。オイルを見た感じだときちんと我慢して大人しく走ってたみたい。金属粉は少なく、粒子も細かい。


こっちは２月頃の変態カローラ完成時のグラフ。オーナー自ら組んで３万キロ程度使ってるエンジンが６０００回転以上で空気を飲まず、タービンをもてあましている感じ。エンジンの調子がいまいちな印象。変にガチャガチャ五月蝿かったｗ


新エンジンのセッティング完了後のグラフ。オーナードライブで土曜日のうちに完成。７５００回転あたりからスロットルやサージタンクの容量が足りずサージング起こってるみたいでちと残念。予算と時間の都合で今回はサージやれなかった。
馴らし中に回転がだんだんスムーズになり、燃費も向上したらしい。それが馴らし後のオイル交換でさらにスムーズに。車がスルスル進む感覚を一度覚えると癖になる。ＡＴのオーバードライブ由来のそれと違って、アクセル踏めばダイレクトに加速する。
ＩＮ、ＥＸ共に約２６４度のカム組んだけど、低速から５Ｅ－ＦＨＥカムよりトルクがあるとの事。まあ、きちんと仕上げればそんなもんだ。

残念な前のエンジン開けてみた。

以前ブロック掲載したから、今回はヘッドだけ。


吸気ポートが真っ赤。ガソリンの銘柄、使用状況でこうなる事がある。


車検の際の整備不良というか、作業ミスで一時期変な息つきが発生しており、多分それでデトネーションが発生した痕跡。どこの整備工場か知らんが、ミスの内容が素人としか思えないものだった。スキッシュエリアが溶けてぶつぶつに。ピストン側はダメージ無し。


過走行＆ＯＨ時摺り合わせのみでバルブシートの当たり面幅が２ｍｍ近くになってる。こんなんじゃシール性能が明らかに落ちます。


トータル距離２０万キロ近いのかな。おつかれさん。