現車合わせのセッティングで面白い結果が出たのでその紹介です。
NAの車輌の場合、VVT付きで最善のセッティングを行っても、エキマニによって大きくトルク特性が変わってきます。つまり、エキマニの設計により当たり外れが有るわけです。
今回の車輌は海外製の4-1集合のエキマニ。写真はマフラーの前の部分、通常だと2-1の箇所です。作りはなかなか良く、集合部までの長さもかなり長めになっています。これまで . . . 本文を読む
2ZZにありがちなメタルブローで軽症の場合にも駄目になりやすいのがクランクとコンロッド。
クランクを新品交換するならクランク流用でストロークアップするのも選択肢に入ります。
以前より数社よりキットとして販売されていましたが、当社も台数限定で近々販売することになります。
右側のピストン&コンロッドが当社製品となります。
いつもの手法ですが、通常のキットと比較するとコンロッドが約5mm長い設定 . . . 本文を読む
旧車のチューニングで社外のピストンとコンロッドを使用するケースは結構多いと思います。
市販の製品だと、寸法設定が当時の純正品のままだったりするケースも多く、改善の余地は大きいです。
純正ハイトのK社ピストン、単体重量372g、ピストンピン込み460g
今回製作したものは320g、ピン込み400g。ドーム容積も増して重量が1割以上軽量化。
コンプレッションハイトは攻めてます。11mm短縮 . . . 本文を読む
2ZZエンジン向けにオイルパンバッフルを開発しましたのでその過程を紹介しておきます。
開発の背景として、タイヤのハイグリップ化が進み、減速G、コーナリングGが増加してきており、その結果、オイル偏りにより油圧が低下、エンジンブローするケースが増えてきている事があります。また、複数のメーカー、ショップよりアルミ製オイルパンが販売されていますが、材料および製法の特性上振動に弱く、長期の使用で溶接部分に . . . 本文を読む
当店で良く使うECUのLinkですが、特徴としてCANの機能が充実しています。
そこで、標準でCAN接続がサポートされているAEMの新型の空燃比計でテストしてみました。
ログのデータ閲覧画面。一番下の列が空燃比のグラフです。空燃比計のCAN出力とアナログ出力をECUに接続して比較していますが、アナログ出力もまあまあ頑張っています。
拡大していくと差がはっきりと分かります。アナログ出力の場 . . . 本文を読む