余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

黄色い椿「金花茶」、ほか

2008-01-30 | 野の草花
  幻の黄色い椿「金花茶(キンカチャ)」を見に、熱帯植物館(宇部市ときわ公園)に行って来ましたー!
  思いのほかほっそりした1.5mくらいの木、1本です。 はなびらは、黄色というだけでなく蝋梅を思わせるような質感で、そういう習性があるのかみんな下向きに咲いています。  少し木が弱ってるのではないかとも思えましたが、分かりません。

金花茶(kinkacha)

ツバキ科 ツバキ属 (原産地:中国広西省)

花もじゅうはち、、、


"金花茶や語りたきこと口にせず" お~、みごとな盗作で失礼!



つぎは


  先日(25日)、きらら浜自然観察公園に出かけたときに撮った、なじみの (といっても私にとってははじめて認識した^^)木を紹介します。

1 シャリンバイ・車輪梅(Sharinbai)

(カーソルを写真の上に持っていくと、写真が変わります。)
車輪梅の実
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車輪梅の花と蕾と思うのですが、、
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  ブログ友のところで教わったばかりの車輪梅、公園で見つけて、これだーと思って撮りました。  少々傷みかけてはいますが花もまだ少し残ってるので撮ってみました。
  でも、帰って調べてみると、開花は4~5月。 実がなってるんだから、そりゃそうですよね。
  傷み具合からみて、細々と1本だけ咲き残ったということでしょうか。
  植物園へようこそ!(車輪梅)」によると、モッコクに似ていて花がきれいなものということで、別名を「ハナモッコク」と言うそうですが、その様子が伺えるでしょうか。
  目白の遊び場になってるらしく、木蔭にチラチラと影が見え隠れ。 なんと目白は甘党で、シャリンバイの実は甘みがあるんだそうです。

野草名/科名シャリンバイ(車輪梅)/バラ科 シャリンバイ属
花期晩春~初夏
どこでいつ阿知須自然観察公園/2008年1月25日
ひとこと花や木が傷んでいてきれいな状態ではありませんでしたが、本来の開花時は、とても美しいようです。
潮風、乾燥に強いことで、公園や街路によく植えられるそうです。


2 イヌビワ・犬枇杷(Inubiwa)

  これも友達のブログにあったものと同じと思い、写真に撮りました。
名前は「イヌビワ」となっており、花は初夏に、イチジクの果実状の中にあり、外からは見えない集合花となっているそうです。
  受粉は、イヌビワコバチ類が先端の穴から中に入って行い、産卵するらしい。


犬枇杷(イヌビワ) (桑(kuwa)科 イチジク属)


 ブログ友の写真に、イヌビワにそっくりの果実でつる性のものも写っていましたが、イヌビワを「イタビ」と言い、イタビのツル性であることから「イタビカズラ」と付けられたものもあるようです。

  「イタビカズラ」   「オオイタビ」   「オオイタビカズラ」

ふふーン、私にはこの三つが同じものやら違うものやら、、分かりません。


3 ナワシログミ・苗代茱萸(Nawashirogumi)

  グミは子供の頃、家の前に植えてあって、食べた覚えはありますが、大きかったと思うので、グミの種類 で見るとこのナワシログミだったんでしょうかねぇ。

  でも今回実際に生ってるのを見ると、、「これほんとに食べられるの~?」という気がしないでもありませんが、これから熟れて真っ赤になり、おいしそうになるんでしょうねぇ。
ナワシログミの花

  こんな、ちょっと体中がむずむず痒くなってきそうな写真ですが、こんな花の付き方をするのを、はじめて認識しましたので撮ってみました。

  苗代を作る頃(4~5月)に果実が実るということで、この名が付いたようです。

(カーソルを写真の上に持っていくと、アップになります。)
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苗代茱萸(ナワシログミ) (グミ科 グミ属)


4 ネズミモチ・鼠黐(nezumimochi)

  なるほど黒い実が「鼠のフン」に似ています。 葉も「黐(mochi)の木」に似ていることからこの名がついたという、「ネズミモチ」です。
(カーソルを写真の上に持っていくと、アップになります。)
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鼠黐(ネズミモチ) (木犀(mokusei)科 イボタノキ属)


  以上、黄色のツバキ「金花茶」と
自然観察公園で見かけた木を忘れないように、ここに紹介しました。