城郭ウオッチング再開
10月9日(土)コロナ禍で自粛を迫られていた城めぐり(城郭ウオッチング)
を再開することが出来ました。
訪れたのは、我が家から至近距離にある小机城(続日本百名城)です。
JR横浜線小机駅から見える全景です。
駅の改札口を出ると案内の地図を目にすることができます。
この地図をスマホで写真に撮っておくと便利です。
数多く城を訪ねていると気付くことですが、
最寄り駅に案内の地図があるところばかりではありません。
本当にここに城があるのかと不安になることがありました。
さすが横浜市という感じです。(予算があるのでしょう。)
案内地図に出ている、駅近くの小机地区センター1階に、
続百名城スタンプが置いてあります。
横浜上道路道路の小机辻の信号を右折すると、
すぐ普通の道に入ります。
太田道灌の頃は、ここの裏山が小机城ではなかったかと言われる金剛寺
の前を通りすぎ、JR横浜線の踏切を渡り少し行って左折して細い道へ、
突き当たりの近くを右折すると、小机城への登山口につきます。
竹林の中の土塁と空堀
土橋
を越えると、復元された冠木門に着きます。本丸到着です。
何とここにネットが張ってあり、くぐることが出来ませんでした。
お城のウォッチング者としては、思うところがあります。
横に行くと小机城址の碑が立っています。
冠木門にネットを張って、
何が本丸で展開されていたのでしょうか。
少年野球の練習です。
子どもたちは、保護者に見守られながら、楽しくプレイしています。
「そうだ」
ここは小机城市民の森なのです。
公共の広場とも考えられます。
周囲は坂が多い住宅地で
平らで広い野球の出来るような所はなさそうです。
さて、ここは、かって、様々な歴史の舞台でした。
かつて太田道灌は豊島泰経を撃ち豊島氏を滅ぼしました。
御館の乱で上杉景勝に撃たれた長尾景虎(三郎)は、
越後へ向かう前に、好きな人と幸せな2か月を過ごしました。
ここ小机城に登場した歴史上の人物たち。
太田道灌
豊島泰経
長尾三郎景虎(北条氏康の七男)
北条幻庵(早雲の弟)
などが、今ここで、少年たちが野球の練習をしている姿を見たら・・・・・。
そんなことを想像して、ひとときをすごしました。
楽しい城郭ウオッチング再開でした。