今から50年前の学生時代から冬の北海道へのあこがれをもっています。
大学4年の2月に均一周遊券を使って北海道一周旅行の計画を立て
ユースホステルの予約も済ませ、出発するだけになっていました。
しかし、就職関係の連絡が来ないので、中止せざるを得なくなりました。
今と違って携帯電話のない時代で、
連絡手段は家の固定電話しかありませんでした。
それ以来冬の北海道への憧れがあり、
何回も冬の北海道に行っています。
3年前(2019年)の1月に、大人の休日きっぷを利用して釧路へ。
釧路から花咲線を利用して根室を向かいました。
エゾシカに衝突しないように、
警笛を鳴らしながら走っていることがとても印象的でした。
さて、ここからは、日本百名城めぐりです。
日本100名城の公式ガイドブック(日本城郭協会監修)の一番最初に紹介されているのが、
根室半島チャシ跡群です。
この公式ガイドブックを通してその「チャシ」なるもの存在を
わたしは初めて知りました。
同書には「チャシ」とは、砦や柵による囲いを意味するアイヌ語である。
チャシは、16~18世紀につくられ、戦闘・祭事・集会など多目的に使
われていたようである。
とあります。
アイヌのお城なのです。
天守、石垣というわたしたちが普通にもっているお城の雰囲気とは違います。
写真をご覧ください。2019.1.27のものです。
冬の道東根室オンネモトチャシです。
強い寒風にさらされ、
立っているのがやっとの状態でした。
毛糸の帽子が葺く飛ばされてしまいかぶっていません。
雪も降るのですが強風に吹き飛ばされほとんと足下にありません。
よい体験でした。
アイヌの人たちはこのようなところによくお城を作ったと思います。
ところで、実は、これは、二回目の訪問なのです。
一回目は2016.6.25です。
百名城の存在を知りはじめた頃、
NO1にランクされているチャシに魅力をもったのです。
しかし、このとき、まだ、百名城のスタンプ集めをしていませでした。
だから、スタンプを集めるために上記の二回目に行ったことになります。
物好きと言えばそれまでになります。
そのスタンプがこれです。根室駅の隣の観光施設にあります。
百名城のスタンプのスタンプの中でも根室半島 群跡は、
手に入れくいものの一つだと、
テレビのお城番組で言っていました。
スタンプ集めも、お城巡りの楽しみの一つだと言ってよいでしょう。
ご朱印からヒントを得た御城印なるものが最近各城で出回っています。
わたしは、まだ、集めていません。
チャシの雰囲気を伝える二枚の写真を、次に載せます。
これは、一回目、初夏のものです。