かのらにっき

曖昧な日常と、触れたものの日々。

おもかげとたゆたう

2010年09月26日 11時42分19秒 | Weblog
目の前に立っている三人の女の子。ひとりはハスキーな声で男を切るとか切らないとか、そんな話をしている。


日々、頭が重いわけでもなく、脱力感につつまれている。右から足を拾われて、片足をくの字に曲げられる。目を瞑って初めて、眠りにつける。


ここ一週間、今敏監督を追悼すべくアニメ作品を片っ端から観ていた。さすがにうなされて、寝てるのに何回も起きた。夢の境界はなくなればいいし、この世もそれなりメタフィクション。

くしゃみが止まらないことも形状を変えてしまえばただ人に見えるぎりぎりかもしれないし。。

ただ焦がれることは変わることなく、少女世界。バリに行ってからハマってしまったペパーミントティ。贈り物のペパーミントティ。甘さもいらない。ただ飲み続け中毒になることがこの上ない楽しみである。

私はどうも、中毒症状が好きなようだ。アプリも延々とコインを落とし続けているし、ミクゲームも一週間やり続けてしまったり。機械的な動作を繰り返し、脳が記憶しているかしていないかさえもわからない速さで事の上書きをしている。新しいことは好きだけど、攻略するのではなく、感覚を失ってまた別世界にいこうとしているだけ。

通過することも立ち止まることも許さないのだ。

緑色をしたフェンスの格子を見つめ、格子に絡まり背中からフェンスを越える。運動スキルはいつだって夢想することから始まる。
ただれた境界に対する恋である。