たとえば、
私があなたほどなら
今はどこを向いていたのかしら。
たとえば、
あなたが私を向いていたら
どこに向けるのかしら。
まっすぐ見たら
窓しかないわ。
私は横を向かないと
あなたを見れないから
窓を無視しなければならないのだけど
あなたはずっと
窓を見ていて、ときに下を向くの。
そしてめがねを下ろしてみたりして
少し私を見るはずで、
私はその時には窓を見ているものだから
あなたと向かい合うことにはならないの。
だから少しだけ肩に体を委ねてから、少しだけ上を向く。
あなたに見られているかもしれない瞬間が
あなたが私を一番愛している時空帯で
私があなたを見る瞬間も
私があなたを最も愛おしく思う時空帯で、
言葉はなくって、机もないの。
床に座って、何かにもたれて、近くにはあなたの本とコーヒーが。
空を見るときは
窓越しで、
私の癖の天井をみることは減るはずで。
そんな日がくることを
願って、期待して
祈る日が
今日であったことのように
灯かりの部屋になる前の
ホンのわずかなお昼間に。
私があなたほどなら
今はどこを向いていたのかしら。
たとえば、
あなたが私を向いていたら
どこに向けるのかしら。
まっすぐ見たら
窓しかないわ。
私は横を向かないと
あなたを見れないから
窓を無視しなければならないのだけど
あなたはずっと
窓を見ていて、ときに下を向くの。
そしてめがねを下ろしてみたりして
少し私を見るはずで、
私はその時には窓を見ているものだから
あなたと向かい合うことにはならないの。
だから少しだけ肩に体を委ねてから、少しだけ上を向く。
あなたに見られているかもしれない瞬間が
あなたが私を一番愛している時空帯で
私があなたを見る瞬間も
私があなたを最も愛おしく思う時空帯で、
言葉はなくって、机もないの。
床に座って、何かにもたれて、近くにはあなたの本とコーヒーが。
空を見るときは
窓越しで、
私の癖の天井をみることは減るはずで。
そんな日がくることを
願って、期待して
祈る日が
今日であったことのように
灯かりの部屋になる前の
ホンのわずかなお昼間に。