日本映画「ゴジラ-1.0」や米国映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」がヒットしているせいか、なんだかゴジラ関連が盛り上がっております。
まあ、もともと定番キャラですので、新製品も毎月のように出ておりますが。
そんな中、なぜか突然復活した「ゴジラエッグ」。
帰ってきたウルトラエッグが好調なのか、まさかの再販です。
気になっていたメカゴジラだけ購入したのでレビューします。
もともとは2014年に発売されたので、なんと10年振りの再販。
10年前にゴジラエッグを購入しなかった理由は、このエッグ形態。
他のタマゴ変形玩具のレビュー記事でも常に書いていますが、エッグ形態がキレイなタマゴ型じゃない玩具は好みでは無いんですよねぇ。
とはいえ、今になって改めて見てみれば「せめて全体のシルエットだけはシッカリとタマゴ型にしよう!」という設計意思が感じられるデザインであることが分かります。
後部の尻尾、両足の腿、脛にかけてのラインにその努力が伺えます。
見た目からも分かる通り、変形方法はいたってシンプル。
胸部を開けて収納されている頭部を出し、両足と尻尾を展開するだけです。
怪獣形態。
もともと、昭和なスタイルのメカゴジラなので、極端にプロポーションが違う感じは受けませんね。
もうちょっと首が長く出来ればよかったんでしょうが、変形ギミックとしても難しいんでしょうね。
上半身アップ。
昭和メカゴジラの特徴であるブタ鼻や、各所のリベットなど、細かいディティールを良く再現してあります。
メカゴジラの頭部は、90度上向きに可動するのでこのように飛行形態のポーズを取らせることも出来ます。
これ、2014年の発売当初はウリのギミックの一つとして宣伝していたのに、今回の再販版ではなぜかこれが出来るという事に一言も触れられていなんですよね。
ウルトラアクションフィギュアの中では小振りなゴモラとの比較。
さすがに小さめとはいえ、ゴモラよりはゴジラエッグの方が小さいですね。
ついでに、同系統のエッグシリーズとの比較。
左から
・旧ウルトラエッグのバルタン星人
・帰ってきたウルトラエッグのブレーザー
・ゴジラエッグのメカゴジラ
・エッグフォースのファースト・オーダー・ストームトルーパー
ゴジラエッグは2014年当時からLエッグと一回り大きいサイズである事がリリースされていました。
が、変形後で比べると、その大きさにはかなりの差があります。
変形ギミックとして以上に、キャラクター再現のためのプロポーションによる部分が大きいんですね。
ほぼ同じ変形ギミックのストームトルーパーとメカゴジラを比べると、足の長さの差分がそのまま身長差になっているのが分かります。
こうして見ると、一番小さいエッグ形態から一番大きなサイズに変形するブレーザー(帰ってきたウルトラエッグ)はデザインと設計が秀逸なんだと良く分かりますね。
単純な変形で、変形後は特に可動もしないので、イマイチ遊びごたえという点ではアピール力の弱いゴジラエッグ。
でも、昔のオモチャって可動なんてほぼ無かったし、それでも変形ギミックだけで充分楽しかったですよね。
ウルトラアクションフィギュアと同じく、手軽にパッと手に取って遊べるところこそが最大の魅力なんじゃないでしょうか?
再販だけでなく、新規造形も期待したいところですが・・・帰ってきたウルトラエッグも怪獣の方はなかなか再販出ないし、期待せずのんびり待つことにしましょう。
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