前回のオウホウバケる、シカバケるに続き、今回は残りの四種を紹介。
第二弾の虫に続いて、久しぶりの昆虫モノの「ハチバケる」。
当然これは黄色が一番人気だと思うんですが、シール柄が気に入ったので黒を選択。
もじバケるでは御馴染のメカ系柄です。
今までのシリーズの中でもかなり複雑な組み換え。
それだけに動物形態の完成度も半端なく高いです。
全体のボリュームやプロポーションのバランスも良く、可動部分が非常に多いので様々なポーズが付けられます。
首も上下に可動するので、パッケージ写真などの様な体を立てた形態にも、この様に寝かせた形態にも出来ます。
蜂の特徴でもある尻の針も折りたたみ式でちゃんと再現されています。
特にこの黒色版はシールのピンクのラインが映えてていかにも「メカ蜂」という雰囲気がカッコイイです。
続いては「イノシシバケる」。
こちらもメカ柄っぽい緑色を開封してみました。
組み替えてみると思ったほどメカっぽくなく、ちゃんと猪として成立しています。
まあ、蜂はデザイン的にもロボットっぽく見立てやすいので、それと比較しちゃうと普通に見えるんでしょうけど・・・
ボリュームを必要とされる本体を大胆に漢字のつくり側で再現し、けものへんを手足に持ってくるいつもの手法と組み合わせて力強いプロポーションを作り出しています。
変形時に尻尾を倒すと、連動して背中部分のギザギザの毛が起き上がって現れます。
ちょうどつくり側の土とノの間、と言えば分かるでしょうか?
日本では猪といえば下から上に伸びる牙を特徴と捉えますが、海外では結構この背中のギザギザの毛を特徴と捉える傾向があるので、こうした部分まで細かく作ってあるのは素晴らしいです。
お次は「ワニバケる」。
魚、鮫、鯨と来て、第四弾の魚編漢字はなんと爬虫類のワニ。
まあ、魚編の漢字はたくさんありますが、変形させる事を考えたら他の鯖だとか鰯とかでは動物形態に大きな差がつけられないですからね。
ちなみになんで鰐が魚編かというと日本では古来サメの事をワニと呼んでいたかららしいです。
こちらは最も動物形態のイメージに近い緑を開封。
シールは鱗の表現などもされていて、ワニらしいデザインになっています。
一見シンプルな箱を並べただけの様なデザインですが、点四つが繋がったブロックで構成された尻尾や、折りたたむことで形の制限をあまり受けない頭部もちゃんと全体のラインに合うよう直線的なデザインになっていたりと、細かく気を配られ作られています。
特に下半身と尾部分は単純に繋げているだけでなく、ボールジョイントと軸可動が設けられており尾をうねらす様な大きなポーズをとらせる事が出来ます。
しかも、この部分の関節は組み換え変形時には使用しない、完全にポージング用の関節なんです。
マジで、こんなに手間かけて¥100で儲けが出るのか心配になっちゃいますね。
最後は「ヒョウバケる」。
こちらもあえて黄色ではなく黒を開封してみました。
単に黒豹の模様にはならず、やはりちょっとメカ風なシールデザインです。
これも動物の特徴を上手く表現してあるデザインでかなりカッコよく仕上がっています。
黒版はシールデザインもあってサイバーなイメージになっていますね。
手足の処理が秀逸で、四足動物の曲がり具合を絶妙に再現しています。
ヒョウバケるは長い尻尾と首が変形時に折りたたまれる構造のため、この関節を生かすことで首は大きく上向きにすることができます。
尻尾も長いのでバランスがとりやすく、この様に前足だけで逆立ちするポーズもとれます。
こういうポーズにするとカッコ良さからネコ科動物らしい愛嬌のあるイメージになりますね。
と言う訳で、今回も非常にレベルの高いハイクオリティな仕上がり。
ここ数年、特に戦隊シリーズのミニプラは評価が高いですが、そうしたノウハウも生かされているんでしょうね。
この出来で、パーツ数もそれなりに多く、オマケに組み立て済みって、普通に考えてとても¥100とは思えません。
去年に引き続き、今年の個人的最高評価玩具になりました。
次回は、今までのシリーズと合わせてダラダラと感想でも書こうと思います。
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