世界は進化していくが・・・

米Dellと米Napsterが大学向け音楽配信サービスで協力 (MYCOM PC WEB) - goo ニュース

大学とNapster。まさにP2Pの温床とも言える。

かつては、違法ファイルがやりとりされていたものが、いまや企業が入ってきて、
ビジネスとして整備されてき始めた。
これがビジネスとして離陸していくかは不明だが、
新たなものを積極的に取り入れていっている。

Skype。P2P型のネット電話。
これもかつてはKazaaを開発していた人間が関わっている。

ところで日本。P2Pといえば、Winnyだったりする。
そして何より、日本ではP2Pは違法なものと決め付け、
商業利用に引き込もうとする流れは殆どない。

臭いものには蓋で、違法ツールから更生させる流れは感じられない。
完全に出遅れている感じだ。

P2Pの商業利用分野が全て海外のツールに取られるのを待つのみ、か。
非常に残念なことだが。

著作権団体の考え方が変わらないと、いつまでもこの流れは変わらないだろう。
未知の新たなものを毛嫌い臭いものに蓋をする、ではなく積極的にそれで儲けの形をつくれないものだろうか。

HDDプレーヤー、iPodの一人勝ちの分野だ。
独走を許したのは、Sonyの追撃にSMEが足かせとなっていたからと言われる。
これも、古いものが足を引っ張り、新たな市場を奪われた形だ。

先行者が圧倒的な利益を得る時代。
後追いで儲けるビジネスが通用しないことを、最先端に関わる人たちはもっと認識してほしい。