又々 市川雷蔵祭り

まだまだ続くよ、とｗｗ

陸軍中野学校　雲一号指令（1966年 監督：森一生）

これは見る前から楽しみでした。
何故なら佐藤慶サマが出ていらっしゃるから（笑）

神戸で、輸送船爆破の事故が相次ぎます。
どうやら、秘密兵器が狙われている模様。軍は、この事件を「雲一号」と名づけ
これについて調べるよう椎名次郎（雷蔵さん）に調査を命じます。
…といったツカミです。

慶サマは、雷蔵さんが気に食わないんだYO！というスタンスの憲兵大尉。
慶サマの上司で、ものわかりのよさげな中佐役に戸浦六宏さん。
大島渚監督の映画の常連さん２人じゃないか！
もうこの二人が怪しいにきまってるだろ！この二人が犯人！！
と、自信満々で見ていたら見事に違った。。
慶サマは威張って雷蔵さんに事あるごとにつっかかってるだけの憲兵で
ラストはあっさり自殺
タダのイヤーな役まわりでした。。
戸浦六宏さんは、雷蔵さんと話をしている時に唇の端をピッとひきあげてニヤっと
笑うんです。だもんで絶対に（悪の）大ボスだべよ、と思っていたのですが…

笑い方はともかく、雷蔵さんに理解のあるただのいい人でした。
予想を思いっきりはずした映画でした。。いや、私が勝手に予想してただけですけど