死して屍拾うものなし

日々の記録。

成田三樹夫も好きだ 19&20

2013-02-14 14:16:52 | 成田三樹夫
多分、かたっぽ短いからまとめる(笑)

2/11(月)渋谷シネマヴェーラ「成田三樹夫特集」にて

その19
新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年 監督:小平裕)

主演は菅原文太。主題歌も文太(笑)
10年ぶりに出所した文太は、自分のいた大門組がすっかり変わったことで大荒れ。
大荒れする文太に組長は福生行きを命じ、そこでシマ争いの抗争に巻き込まれていき…という
話。新宿酔いどれ番地、というよりは福生酔いどれ米軍基地横、という感じでした。。
多分、ヤクザものがたくさん作られた時代に、文太さんを出せばヒットすっぺ!という
感じで作ったんだろうけど、なーんか面白くない、というか乱暴。
文太は「こうすれば文太になるだろ」って感じでギャンギャンうるさいだけだったなぁ。

仁義なき戦いとか、きっと丁寧に作ってあるからあんなに熱心なファンがいるわけで・・
とか見たことも無いのに確信できるような乱暴な映画だったな。

で、ミッキーはその文太のいる大門組の組長。
安定のミッキーという感じで(笑)ドスの聞いた低いお声で悪ぅぅぅい組長役をヒョウヒョウと
やってましたw

最後死んじゃうんだけど、死に方がリアルだった。
死ぬのをひっぱるのは森さんだけか(笑)


その20
影の軍団 服部半蔵(1980年 監督:工藤栄一)

実は服部半蔵は2人…上の半蔵(あおい輝彦)と下の半蔵(渡瀬恒彦)がいて…という
面白い発想の時代劇。ミッキーは、徳川3代目家光逝去に伴い、役職を退いたものの、
虎視眈々と復帰を狙う松平伊豆守の役。
ミッキーの元に付き、上下半蔵の敵役となる甲賀忍者のリーダーが緒方拳。
この映画は緒方拳が圧倒的な存在感、というか、いきなり黒尽くめ、いや、黒く塗りたくって
ふんどし一丁というターミネーターばりの登場(?)で全てをかっさらっていきました(笑)

ミッキーは要所要所にしか出てこないけど、やっぱり安定(?)の悪役ぶりw
もうちょっと出演してほしかったなぁ。まぁ、忍者同士の戦いになるから、どうしても
ターミネーター緒方拳の方が出番が多くなるわけですが。

てか、忍者同士の戦いがまるでアメフトで、なんじゃこりゃ状態でありましたw
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