田中広江FP事務所

FP・ネットワーク・オフィス
(FPはファイナンシャルプランナー)

インターンシップ

2006年12月06日 08時14分50秒 | Weblog
盛岡南ロータリークラブが中心になって、盛岡市内8ロータリークラブで、昨日
今日と2日間、盛岡大学付属高校1年生の生徒約100名近くを、会員企業等が
職場体験事業インターンシップ制度としてお引き受けしております。

アイドカにも小泉佑騎君という、サッカー部で頑張っている男子生徒1名をお引
き受けし、新人の飯塚雄宇が全ての対応を取り仕切りました。

毎年引き受けして3年目になりますが、石井部長、越田と対応した社員の方が、
教えようとすることによって、かえって勉強することになる点が、実は受入れ側の
方がとても有益だと感じます。もちろん、会社自体と全く接点がない高校生なの
ですから、お互いにとっても思っている以上に新鮮で、様々な気付きがあります

訪問してくる高校生も勇気がいることで、ある意味大変だと思うのですが、引受
ける側の企業も、妙な緊張感があるものです。保険の仕事を考えると
ほとんど初めて聞くことばかりで、実際に考えたこともない話を聞くわけですから
如何に興味を持って聞いてもらえる話をするかが、ひと工夫必要です。

初日はただただ聞くだけだったと思いますが、2日目朝礼前の面談で、自分から
興味を持って話を聞いて、質問したりしながら理解を深めることと、将来の自分
の仕事を決める為にも、人生の先輩社員と保険以外の話もしたり、聞いたりする
ことと二つのお願いをしました。初日の緊張した雰囲気と違い、爽やかな笑顔が
溢れていて、とても好感がもたれる生徒だと感じ入りました。

我家の次男と同じ年です。いつかこんな日が来るだろうとは思いながら、長男と
同じ年の社会人が出てくる時期にあって、自分の人生を改めて考えさせられる
年齢になってきました。

最終面談が終わり、野坂常務や石井部長にも2日間の御礼をしっかりと話てくれて
自分の将来に活かしたいと思いますと素晴らしい挨拶をして帰って行きました。
いやあ立派なものです!!我家の息子達もこんな風にしっかり出来るのでしょうか?
とても心配のなってきました。皆さんのお子さんは如何ですか?

最後の面談で小泉君が、2日間の感想を言っていた一言が、成る程と思い知らされ
ました。それは、会社という所は、自分たちの高校生活と全くかけ離れた世界だと
勝手に思っていたけど、やっている内容は似た所が沢山有るという風に感じました。
この感想を聞いて、彼に対して、今学校内で勉強している基本的なことは、小学校
から脈々と続けている事全てが、社会に出るための勉強であり、学校生活がきちん
と出来るようになれば、会社に来ても充分にやって行けるという事を伝えました。

お互いにとってとても充実した2日間で、盛岡大学付属高校の皆様に改めて感謝
申し上げます。本当にお世話になりまして有難うございました。