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備忘録

そりゃメモ書きにきまってるさ

いまどきの「常識」

2014年02月28日 | 読書一般
2005 岩波書店香山 リカ



常識って、説明ryだったはずだけど、一冊の本にして説明しなくちゃいけなくなったんだppp

ゆえに「常識」・・・か。

いまどきは常識がなくなってしまったってわけだけど、どうしてなくなってしまったのかなぁかなぁ?それはこの本を読んでもさっぱりワカラン(ガリレオ なのだお。


自分が正しいと信じて、または、自分たちが良かれと思って進めてきた事業が、正しくもなければよくもなかったと判明した、あるいはしそうになったとき、それでもめをつぶって、よいはずだと自他に言い聞かせて、特攻で突き進んでいくと、ほぼ100%もっとひどいことになるに決まっている。

それが、単数形なら、その個人が異常扱いされておしまい。でも複数になると、ケースバイケースで、周囲が動揺し始める。やがて多数派になると取り返しのつかない惨劇につながりかねない。

人生は一回限りで、万人が初心者なのだから少しずつ手探りでやるのが、多分、常識。
常識といえるほど説明不要なことなどひとつもないはず。

当たり前と思っている、思い込んでいることを、そうでもないんじゃまいかとそのつど反省することが不可欠だとこの本は言いたいのでしょう。


でも、・・・面倒なんよねppp 困ったなぁ。こういう場合、あたしはどうすればいいのかな。(ガラテア



商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「反戦・平和は野暮」「お金は万能」「世の中すべて自己責任」…。身も蓋もない「現実主義」が横行し、理想を語ることは忌避される。心の余裕が失われ、どこか息苦しい現代のなかで、世間の「常識」が大きく変わりつつある。さまざまな事象や言説から、いまどきの「常識」を浮き彫りにし、日本社会に何が起きているのかを鋭く考察する。

内容(「MARC」データベースより)
「反戦・平和は野暮」「お金は万能」「世の中すべて自己責任」…。身も蓋もない「現実主義」が横行し、理想を語ることは忌避される。大きく変わりつつある世間の「常識」を浮き彫りにし、それらを形作る現代社会を考察する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
香山 リカ
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、帝塚山学院大学教授


ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術

2014年02月28日 | 読書一般
2003 文芸春秋立花 隆


いろいろな本があるということが少しわかる本だったお。



商品の説明
出版社/著者からの内容紹介
この本一冊で三百冊分の威力!
ふだん書評では扱われない面白本三百冊を紹介し、ダメな本は徹底的に批判する。立花隆の知的好奇心、知的ノウハウを凝縮した一冊

内容(「BOOK」データベースより)
ヒマ人向きの本を対象にした趣味の書評ではなく、真に読む価値のある本から有効情報だけを抽出圧縮し濃密に詰めこんだ、忙しい現代人のための読書ガイド。さらに著者がいかにして大量の情報を処理・活用するかを、その驚異の速読術とともにあきらかにする。

内容(「MARC」データベースより)
ふだん書評では扱われない面白本三百冊を紹介し、ダメな本は徹底的に批判する。立花隆の知的好奇心、知的ノウハウを凝縮した一冊。1995年11月~2001年2月の読書日記を中心に構成。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
立花 隆
昭和15(1940)年長崎県生れ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞


本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546)

2014年02月28日 | 読書一般
養老 孟司, 竹村 公太郎 PHP研究所 2008年9月13日


 書店で書籍のコーナー表示を眺めていても、「農業」「エネルギー資源」「水」というのはないけれど、そのすべてについてこの1冊の新書は語っている。
 それだけでもお買い得な1冊だと思う。
 そのうえ、それらの現場で働いてきた人が、いろいろな資料を紹介しながら、対談の形式でわかりやすく解説してくれている。
 時代に無関係に、人の寿命は限られたものだけれど、その中でどう生きていけばよいのかを「モノ」から考えていくことを勧めている。
 モノも変化するが、それに応じて人も変化せざるを得ないのであって、そのままとか元に戻るとかを絶対の価値とみるのはむしろおかしなことなのだと身についた視座の変更を余儀なくされることになるのじゃないかな。








商品の説明
内容紹介
「(すべては情報という)社会でおそらくいちばん忘れられそうなこと、それはモノである。
モノとカタカナで書くのは、私の場合には、ある対象があって、
それが五感のすべてで捉えられる、という定義になる。
……私は日本人で、人間を中心に考えるから、ヒトから見たモノ、それで社会を論じたい。
以前からそう思っていた(養老孟司氏のまえがきより)」。
このような立脚点から養老氏が知見を論じ合うのは、ダム行政に手腕を発揮し、
また地形やデータから日本文明の歴史を解き明かしてきた元国土交通省河川局長。
石油高騰、温暖化、食料・水不足、少子化などの問題の本質に迫る。
「日本人は既に一度エネルギー枯渇を経験している」「温暖化対策に金をかけるな」
「小さいことが好きな日本は世界の見本になり得る」、さらに「自殺する人は傲慢」という卓見まで。
戦う農業経済学者・神門善久との鼎談「日本の農業・本当の問題」も掲載。
ものの見方、日本の見方を変える一冊。

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狂人三歩手前

2014年02月28日 | 読書一般
2006 新潮社中島 義道


中年男の愚痴。

我儘勝手気ままに生きてるくせして、アンタ

まだ、

ブゥーたれんのかよーッ!!!


商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「協調性がないと、生きていけない」なんて、嘘。日本も人類も滅びるなら滅びて一向にかまわない。世の中の「正義ゲーム」には参加したくない。組織という組織が全部嫌いな哲学者による、反社会的思索の数々。

内容(「MARC」データベースより)
「協調性がないと生きていけない」なんて嘘、日本も人類も滅びるなら滅びて一向に構わない、世の中の正義ゲームには参加したくない…。組織という組織が全部嫌いな哲学者の、反社会的思索の数々。『新潮45』連載を単行本化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島 義道
1946年生まれ。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。電気通信大学人間コミュニケーション学科教授。専攻は時間論、自我論、コミュニケーション論


世紀の相場師ジェシー・リバモア

2014年02月28日 | 読書一般
2001 角川書店リチャード スミッテン, Richard Smitten, 藤本 直


株や商品取引で大金を手に入れた人だけどね、お金にはそれほど執着はなくて、市場の運動法則を見極めたい一心だったのだとスミッテンは書いている。若い頃を除けば、ずるとかはしなかったというけど真相は藪の中らしい。最後は拳銃で頭を撃って自殺した。

家庭には恵まれなかったのか、故郷を出てから後、大成功を収めた後も、両親や兄弟の話はまったく書かれていない。家庭や親族というものが出てこないのは、アニメも同じかな。ローゼン・メイデンやみなみけには親が出てこない。あるいは、家庭の崩壊ばかりが表に出て、それはリバモアの妻や子供との関係にも痛々しいほど登場する。上の子は後に自殺する。

リバモアのような天賦の才能に恵まれた人には普通の人が普通にできることが、できないのかもしれない。

一芸に秀でた人は、そのためにほかができなくなるのかな。何でもかんでもというわけにはいかないね。ppp





商品の説明

Amazon.co.jp
母からもらった5ドルを手に家出同然でボストンを目指した14歳の少年が、徒手空拳からやがて巨万の富を築き上げる――。本書は「伝説の投機王」「ウォール街のグレート・ベア」などと称された相場師、ジェシー・リバモアがたどった破天荒な生涯を再現したものである。
この物語をおもしろくしているのは、リバモアが市場で大胆な勝負をしかけ、巨額の利益を上げていくシーンの数々である。著者はその緊迫した投機的株取引の世界を見事に描きだしている。象徴的なのは、1929年の世界恐慌でのこと。主力銘柄の株価に「過熱し過ぎ」のサインを見たリバモアは、市場トレンドの変化を確信し、一気に「空売り」を開始する。経済環境は順風満帆、相場は強気一辺倒のなかでである。ひとり流れに逆行するリバモアは、周囲から狂気の沙汰とさえ受け止められる。が、やがてブラックマンデーが到来。大暴落した市場で株を買い戻したリバモアは、1億ドル以上の利益を得る。

著者はリバモアを描くなかで、なぜこのような読みが可能だったのかに迫っている。クローズアップしたのは、リバモアの相場変動の数字から規則性を見抜く抜群の観察力や計数能力、あるいは寡黙さ、孤高、秘密主義といったスタイルである。また、売買のタイミングを原則化した「ピボタル・ポイント理論」や資金管理の法則など、リバモアが独自に築いた投資理論にも光を当てている。

一方、そんなリバモアも幾度となく相場を読み誤り、何度も破産に陥っている。晩年は頭のさえも極度に衰え、最後はピストル自殺で人生を終えている。このひとりの相場師の物語は、相場で生きることの意味と、そこで成功するために何が必要かを告げている。著者はそれを、自分の中にわき起こる貪欲さや恐怖とどう闘い、冷静さや合理的判断をいかに保つかという点に収斂(しゅうれん)させている。トレーダーに限らず、ビジネスのあらゆる分野のリーダーに求められる資質が、ここに記されている。(棚上 勉)

出版社/著者からの内容紹介
相場を読むことに人生を賭けた「伝説の投機王リバモア」の知られざる生涯

世界恐慌を予測し、一人勝ちをおさめた伝説の男、ジェシー・リバモア。その類い希な相場眼と強靱な精神力が生んだ「投資の鉄則」は、世紀を超えてウォール街に息づいている。天国と地獄を見た男の生涯を劇的に描く!



内容(「BOOK」データベースより)
心を殺して相場に挑んだ男。1929年世界大恐慌を予測し、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の相場師。―その華麗なる生涯と独自の投資理論。

内容(「MARC」データベースより)
心を殺して相場に挑んだ男、ジェシー・リバモア。1929年世界大恐慌を予測し、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の相場師の華麗なる生涯を描く。独自の投資理論をまとめた「リバモア-投資の鉄則」を巻末に収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スミッテン,リチャード
ニューヨーク州ブロンクス生まれ。化学会社のマーケティング部長、人材派遣会社の副社長などを務めたのち、執筆活動に入る。ノンフィクションから推理小説まで、幅広いジャンルの作品を発表している。昼間は執筆に専念し、夜は自ら経営するバーで支配人を務める。フロリダ州在住

藤本 直
1968年上智大学外国語学部卒業。翻訳家。主な翻訳分野は国際政治、国際経済、ビジネス、日米文化比較、社会学など