goo blog サービス終了のお知らせ 

備忘録

そりゃメモ書きにきまってるさ

覚醒者の実験場(ジャンプSQ6月号:2008)

2014年02月28日 | Claymore
人の命令に従う武器としての覚醒者を作り出すための実験場が、クレイモアの舞台である島(?)だというのが、ミリアの説である。

 しかし、現実の世界は、覚醒者たちによる「実験場」のようでもある。

 人は、その存在理由を知らないままに、高みか深みから覗き込んでいる覚醒者たちに操られておるんじゃないかと錯覚したくなってくる。

 無意味な争いや諍いが目に余る、耳をふさぎたくなるが、案外、組織が操っているのではなく、振り回されているだけじゃないか?

 現実とファンタジーを混線させてわかりにくい話になってしまったが、この程度の混乱はご容赦願いたい気分なのだ。

14巻 その2

2014年02月28日 | Claymore
この強さ まるで・・・ (リガルド)

 何故あの女への恐怖が拭えないのか・・・?(リカルド)

 最強の化け物・・・か(イースレー)


 どちらもプリシラをテレサと間違えている。

 多分、リガルドは、過去にテレサにねじ伏せられているのだろう。
 覚醒体を知らないために、プリシラをテレサと取り違えたらしい。

 かつてオルセがテレサを最強の化け物と呼んでいたが、戦士の時代にリガルドがねじ伏せられ、イースレーはその報告を受けていたのかもしれない。

 もちろん、リガルドは、かつてイースレーに敗れたときのことを言っていたのかもしれないが。

14巻

2014年02月28日 | Claymore
鮮血のアガサは、首を切り落とされるが、本体につながる毛髪を切るべきだったとガラテアは見抜いていた・・・

 ところで、

 胴体が切り落とされた後、アガサの首の切断面から足が生えてくる。

 このシーンが、八木のりひろの天才を暗示している。

 従来の漫画は、アンパンマンもドラゴンボールも胴体に新しい顔をつけたり、胴体から首や手足が生える。

 ホラー映画などでも同じだ。

 しかし、首から胴体が生えてくるものはない。
 明らかにそのほうがおぞましいからだが、そもそもそういう発想がないのが普通だ。
 首を切られたら死ぬ。そう思い込んでいる。

 プラナリアは、切断面から原形に復元する。
 だが、下等生物だけに当てはまって人間はそうはならないという固定観念がある。
 これを打ち破ったのが、八木のりひろだ。

 だが、本体に結びついているという留保条件がある。

 これは、首からの再生を認めたら、テレサもまた復活しておかしくないからだ。

 しかし、その可能性もゼロではないのかもしれない・・・。
 

あれから7年、ラキはどうしているのか?

2014年02月28日 | Claymore
ラキが過ごした時間は、クレアとのものよりは、深淵の者と呼ばれる覚醒者イースレーおよびプリシラの二大巨頭とのほうがはるかに長い。
 しかも、イースレーからは剣術を習い、人の内臓を好んで食べるプリシラからも、なぜか気に入られ、衣食住には不自由していない様子。

 この点、クレアから受けた恩義も深いが、時間的観点から言えば、ラキに対する養育費用負担は、イースレー、プリシラのほうがずっと大きい。
 クレアが仇と狙うプリシラと一戦交えることになれば、ラキはレインの言う『引き裂かれた自我』状態に陥ることは明白ではないか?

 いや、平重盛か。「孝たらんと欲すれば忠ならず、忠たらんと欲すれば孝ならず」
 いやはや、辛い立場だ。
 プリシラの望みは家族の回復で、ラキの中に死んだ兄の姿でも見出したのだろうか?
 「この子いい匂いがする」

 嗅覚は最も原初的な記憶を喚起するものらしい。
 覚醒しても人としての記憶は全てなくなるわけではないらしいのは、オフィーリアを見てもわかる。
 リフルも同じ。
 
 そして、覚醒しても戻れるのはアリシアとベスが実証した。
 クレアが四肢覚醒後、ジーンによって戻された例もあれば、逆に、クラリスのような不完全体のクレイモアの誕生などの伏線もあって、
 最終的に人間への回帰ということも可能性は否定できず、
 そのための橋渡し的な役割をラキが担うことになってもおかしくはない気がする。
 お話がそれで面白いかどうかは別だが。

第10話切り裂く者たちⅡ より

2014年02月28日 | Claymore
「妖気を読み取ればそれなりの動きをみせるが、攻撃に移るとその力が落ちる。それぞれの瞬時の切り替え、もしくは妖力解放状態でも妖気を読み取ることができなきゃ、話にならん。要は、まだまだ修行不足ってことだ」(ミリア)


 聞き取りができれば、それなりの返答ができるが、こちらから話そうとすれば言葉に詰まる。聞くことと話すことそれぞれの頭の働きの瞬時の切り替え、もしくは話しながらでも相手の言葉を聞き取ることができなきゃ話にならん。要は、まだまだ修行不足ってことだ。


 少しデフォルメすれば、たとえば、英会話のレッスンになるかもしれない。