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イタリア代表のリッピ監督「W杯優勝の本命はブラジル、対抗馬はスペインだ」

2010-01-04 | ワールドカップ

イタリア代表のリッピ監督「W杯優勝の本命はブラジル、対抗馬はスペインだ」

イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督は、
同国の『コリエレ・デッラ・セラ』紙とのインタビューで、
2010年ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会の
優勝候補ナンバーワンにブラジル代表を挙げた上で、
これに次ぐ2番手をスペイン代表とした。
「わたしの評価基準である、チームの伝統、名声、経験、
クオリティーから考えると、ブラジルはほかのチームを上回っている。
その後に続くのは、ユーロ(欧州選手権)2008を制すなど、
ここ数年で最も目立った成長を見せているスペインだと思う」

リッピ監督はまた、イングランド、ドイツ、フランス、オランダと
自身が率いるイタリアを加えた5カ国を
「そう簡単にミスを犯すことがない、優勝を狙えるチーム」と位置付けた。
一方、アフリカ勢については、「確実に成長を遂げているし、
もはやフィジカルの強さだけではなく、
テクニックや組織力の面でも力をつけている。
とはいえ、まだW杯を制覇する段階には来ていないだろう」と評価した。

前回の2006年W杯・ドイツ大会でイタリアを優勝に導いているリッピ監督は、
W杯で過去4度の優勝を誇る母国について「伝統は重要な要素だ」と述べ、
有利な材料と考えていることを明かした。
また、連覇がかかる今大会に向けた準備状況については、
「落ち着いて準備を進めている。
心配しているのは、大会の1、2カ月前という本番直前での
選手の負傷だけだ」と述べ、順調な仕上がりを強調した。

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