昨日7月30日(水)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・平和への願いアピール、長崎訪問の活動報告会/逗子』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
逗子市逗4丁目の逗子文化プラザホールで、昨年2007年夏に被爆地の
長崎市を訪問した逗子市内の中学生が現地での活動を報告し、
平和への願いをアピールする催しが8月1日(金)に開かれるそうです。
本番を間近に控え、中学生たちは発表に向けて、逗子市内で練習に励んだ
ということです。
この取り組みは、1991年から平和の大切さを学んでもらう
『ピースメッセンジャー』を逗子市内在住の中学2年生から公募し、
毎年、広島市、長崎市へ交互に派遣しているものです。
《当初の派遣先は沖縄県でしたが、1996年から広島市と長崎市に変更。》
以前から何度となく書いてきているように、戦争を体験した方が高齢と
なり、直に伝えることが難しくなったり、すでに亡くなられている方も
いたりして、戦争が風化されつつあるという懸念があるので、こういった
取り組みというのはとても大切になってきます。7月5日(土)には
『2008年度の高校生平和大使の1人に、神奈川県立横浜国際高校2年の原田愛美さん!!』
として取り上げたように、核廃絶などを求めて署名を集めて、
スイス・ジュネーブの国連欧州本部に届ける2008年度の
高校生平和大使の1人に、神奈川県立横浜国際高校2年の
原田愛美さん《16歳》が選ばれ、『被爆地と神奈川で平和への
温度差を感じる。平和の大切さを多くの人に知ってもらいたい』
と意気込みを語っていますが、この温度差こそ、まさに戦争が風化されつつある
という懸念の面だと思います。今回、逗子市内で練習に励んだ、平和への願いを
アピールする催しで発表する中学生には、被爆地の1つである長崎市にいって
見て感じたことを、素直に自分の言葉で伝えて欲しいと思います。
日本は世界で唯一の被爆国であるからこそ、戦争は絶対に
起こしてはならない、絶対に起こさせてはならない、そして今、
生きられているということの重みを次の世代へ、また次の世代へと
伝えることが出来ますから・・・。
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