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相模原協同病院で、休止している産科・分娩を11月から再開へ!!

2008年05月01日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日4月30日(水)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・分娩を再開/相模原協同病院』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

相模原市橋本2丁目の相模原協同病院は、休止している
産科と分娩を11月から再開する
ことを決めたそうです。
婦人科外来はすでに4月から再開されています。

相模原協同病院の産婦人科は相模原市北部の
周産期医療の拠点
だったものの、医師不足を理由に
2006年4月から診療の休止を余儀なくされていたので、
全国的に深刻な医師不足《特に産科医不足》にありながら、
4月から常勤医1人を採用し、さらに5月からは
非常勤医1人の勤務が決まり、11月までに
常勤医2人と非常勤医2人の計4人

確保できる見通しになったというのは大きいですね。
特に相模原市の場合は、3月1日(土)に
『相模原市内で、妊婦健診を1度も受けないまま
出産する「飛び込み出産」が倍増!!』

として取り上げたように、相模原市内で、妊婦健診を
一度も受けないまま出産する『飛び込み出産』が
2007年度、急増している
ことが
相模原市産婦人科医会の調査で分かっており、
そのほとんどのケースが救急車で病院に搬送されるというものです。
さらに診療費の未払いも増加傾向にあって、お産を扱う
医療機関の厳しい実態があらためて浮き彫りになっていたので、
この問題に少しでも歯止めがかかるといいのですが・・・。
やはり、根本的な問題である苛酷な労働環境・労働条件に
ある産婦人科医と小児科医のバックアップ、
ケアする取り組み
というのを早急に国が取り組まないと
いけない
という状況は変わらないですね。
本当に医療現場の疲弊はいつまで続くのだろうか?

尚、相模原協同病院の分娩再開によって、相模原市内で分娩を行う
医療機関は病院7ヵ所、診療所が6ヵ所、助産所が5ヵ所となります。


2 コメント

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出産 (きょん)
2008-05-09 16:40:35
現在は遠方へ嫁ぎ、出産の為に相模原の実家へ
里帰り出産する予定でした。。。が。。。
なんと分娩予約は終了しましたとの事。。。
産めよ。増やせよ。と言う国。
飛び込み出産はするなと言う病院。。。
でも。。。産む場所がないじゃん。
家で産めってか。。。
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きょんさんへ!! (ふうちゃん《ふうさん》)
2008-05-09 23:32:23
こんばんは!!はじめまして!!きょんさん!!

貴重なコメントありがとうございます。
ご実家のある相模原市内で里帰り出産を
されるつもりが、分娩予約の終了で出来ない状況なんですね・・・。

本当に、妊産婦さんの方たちや、これから
子どもを欲しいと考えているご夫婦の方たちにとっても
厳しい出産環境が続いていますね。
国が足下を見て取り組まないことには、
本当に医療機関では限界がある状況ですし、
いい加減国がしっかり動いてくれといいたくなりますね。
妊婦さんのたらい回しの問題が、より深刻な
状況になることだけは避けないといけないので。
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