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相模原市内で、妊婦健診を1度も受けないまま出産する「飛び込み出産」が倍増!!

2008年03月01日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日2月29日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・飛び込み出産が倍増/相模原市』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

相模原市内で、妊婦健診を一度も受けないまま出産する
『飛び込み出産』が2007年度、急増していることが
相模原市産婦人科医会の調査で分かった
そうです。
救急車で病院に搬送されるケースがほとんどで、さらに
診療費の未払いも増加傾向にあって、お産を扱う
医療機関の厳しい実態があらためて浮き彫りになった

ということです。

妊婦検診を1度も受けずに、かかりつけ医もいない
『飛び込み出産』
は全国的に深刻な状況にある中で、相模原市内での
急増は『お金がなかった』『忙しくて時間がなかった』という理由が
あげられているようですが、これは1月7日(月)に
『神奈川県内33市町村のうち、3市町が妊婦健康診査の
公費負担5回実施を検討せず!!』

として取り上げたように、厚生労働省が原則5回程度とした
市町村単独事業の妊婦健康診査の公費負担
について、
神奈川県内33市町村のうち、3市町が2008年度当初の実施は、
各自治体の抱える厳しい財政事情を背景に、2回~3回にとどめることが
明らかになりましたが、相模原市では原則通り5回の公費負担を
している
ので、いわゆる経済格差が招いている問題という
ことになるんでしょうかね?診療費の未払いも増加傾向にあると
いうことですしね。ただ比較的、他の地域よりも恵まれているではないかと
感じていた産科医不足と分娩施設の不足というのが、
相模原市内でも深刻な状況にあり、たらい回しの問題も
起きている
ので、やはり、医療現場の疲弊というのもかなり
今回の『飛び込み出産』の急増にもつながっているようですね。
かかりつけ医で受診して欲しい
と呼びかけているようですが、この様子だと、そのかかりつけ医でさえ、
どこも産科医不足と分娩施設の不足の影響から、かなり混雑を
していることが予想されますし、何度も書いてきているように、
苛酷な労働環境・労働条件にある産婦人科医と
小児科医のバックアップ、ケアする取り組み
というのを
早急に国が取り組まないといけないということですね。
最近では、救急医療の問題をよくテレビのニュースや報道番組などで
取り上げてきていますが、この問題も根底には医療現場の疲弊
ありますからね・・・。医療の問題での国の取り組みべき問題は
たくさんありますが、どれもすぐやらないとますます
深刻な状況になる
のは目に見えていますし、早く取り組んで
安心して診療・治療出来る、分娩等が出来る医療現場になって欲しいです。


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