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看護師が神奈川県内で最も不足している湘南東部医療圏に、2013年度にも看護学校を新設へ!!

2011年02月18日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み
昨日2月17日(木)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・看護学校新設へ、人員不足を解消/藤沢』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

看護師が神奈川県内でもっとも不足している
湘南東部医療圏《藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町》に、
新しい看護学校が2013年度にも開校する見通し

なったそうです。

湘南東部医療圏内に3つある看護学校のうち、1つが
2011年度いっぱいで閉校することが昨年2010年に決まり、
湘南の地域医療が立ち行かなくなる恐れがある
指摘されていた中での看護学校の新設の見通しがたち、
これで看護師不足が解消になるかというと、
そうはなかなかいかない
のが現状のようです。
同じ昨日2月17日(木)の神奈川新聞社会面には
『カナロコ・学校新設でも抜本改善見えず、
慢性的な看護師不足/藤沢』

として追記事が掲載されているように、鎌倉や大和市などの
隣接市のほか、横浜市などの大規模病院に圏外就職を
するケースが多い上、看護学校自体も収支トントンの
経営を強いられていて、看護師の育成しにくい
環境にある
ようです。こういった根本的な問題を
改善するように、各市町と神奈川県が協力して取り組んでいかないと、
いくら看護学校を新設しても、看護師が育成できない、地元での
就職が出来ないという状況が続いてしまいますね・・・。

元々、厳しい医療環境・過酷な医師の労働環境・
労働条件から、深刻な医師不足・施設不足と共に、
深刻な看護師不足
に陥っているのが現状で、国が
この改善にしっかり取り組まないことには、先が見えません。
深刻な社会問題の1つですからね・・・。

昨年2010年7月29日(木)には
『大和市立病院で、高校生による看護師の
就業体験が行われる!!』

として取り上げたように、大和市立病院で、看護師を
目指している高校生による看護師の就業体験が
行われる
など、医療機関や市町村などの各自治体が
地道にいろいろと工夫しながら、看護師不足の解消に
取り組んできています。こういった地道な取り組みを
今後に生かせるように、ずっと言われ続けている
地域医療の崩壊という事態が起きないように、
早急に国が、この問題の改善に取り組んでいかないといけません。


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