神奈川密着!!地域密着型ブログ・ほしぞらの観える街

神奈川のニュースから社会問題、教育、スポーツ、話題等いろろと取り上げていきたいと思います。現在不定期更新中!

神奈川県が国に先駆けて導入したポリオ(小児まひ)不活化ワクチンの希望者に、予防接種を提供開始!!

2011年12月17日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み
昨日12月16日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・未承認のポリオワクチン希望者に
接種開始、県が独自提供/神奈川』

という気になる記事からです。

神奈川県が国に先駆けて導入したポリオ《小児まひ》
不活化ワクチン予防接種
が、神奈川県内の
保健福祉事務所で始まりました。

自治体による全国初の不活化ワクチン接種で、
安全性を重視して国内未承認薬を選んだ
母親からは、『安心して接種を受けられた』
との
声が聞かれていますが、ここ数年、特にポリオ生ワクチンの
副反応によって赤ちゃん、小さなお子さんが
亡くなったり、重篤な症状に陥るケース

相次いでいて、安全性がかなり問題になっていただけに、
医療現場や乳幼児を抱える母親やNPO団体などからも
国が少しでも早く不活化ワクチンの導入を
進めるべきという声が上がっていましたからね。
ただ国は導入に慎重になっていたこともあって、
神奈川県では、それでは待ちきれない、また問題が
起きるという想いから、不活化ワクチンの安全性を
考えて、国より先行して導入をし、今回が初の
不活化ワクチン予防接種になりましたが、
あれだけ生ワクチンを不安視する母親の声が
出ていたので、安心したという声がこうやって
聴かれるのは自然なことだと思います。

神奈川県の先行導入を受けて、国では当初は
来年2012年末の導入を目指していましたが、
『来秋2012年秋に導入できるように』と、
小宮山洋子厚生労働大臣が指示を出したようで、
国としての不活化ワクチンの導入が早まることが
確実になりましたね。ポリオの撲滅はもちろんのこと、
不活化ワクチンは現状では有料による接種になるので、
経済的負担も大きく、国が定期予防接種として
導入することで、無料化や副作用に
対する公的補償の道も開けること
になるので、
少しでも早く不活化ワクチンが接種できるよう、
国は迅速に取り組んでいって欲しいと思います。


コメントを投稿