横浜市のNPO法人が、地域子育て支援拠点での育児体験談などを集めた冊子を発行!!

昨日3月10日(水)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・「子育てひろば」での体験談を冊子に、
横浜のＮＰＯ法人が発行』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

核家族化などを背景に、全国に整備された
地域子育て支援拠点での育児体験談などを
集めた冊子『子育てひろば0123育ちの詩(うた)』
が発行されたそうです。

横浜市港北区のNPO法人子育てひろば全国連絡協議会が、
全国に約4,900ヶ所、神奈川県内にも2008年度末で
177ヶ所ある地域子育て支援拠点事業で整備された施設
《大型の支援センターや小規模な子育てひろばなど》
をもっと知ってもらおうと、企画したものだそうですが、
いざ、育児・子育て中に悩みがあっても、すぐに相談する相手が
近くにいない、施設のこともよく分からないなどで、悩みを
抱え込んでしまった場合に、こういった冊子が手元にあると、
育児・子育て中に同じような体験をしている方の直の声を
聴くことが出来る、すぐに読めるので、悩みを抱えている
ママさんやパパさんもすごく安心すると思いますし、
施設にも相談しやすくなると思います。施設でどういった
ことが行われているのか？が分かりますからね・・・。
施設の透明性を保つ上でも良い冊子だと思います。2月12日(金)には
『小田原市が、新年2010年度から
「こんにちは赤ちゃん(乳児家庭全戸訪問)事業」を実施へ!!』
として取り上げたように、小田原市が、虐待や
ネグレクト《育児放棄》の防止が目的にして、
生後4ヶ月までの乳児を対象に、新年2010年度から
『こんにちは赤ちゃん《乳児家庭全戸訪問》事業』
を実施するなど、三浦市や川崎市などでも『こんにちは赤ちゃん事業』
をすでにスタートさせるなど、取り組みが神奈川県内各地に
広がりつつありますが、それでも残念なことに、痛ましい
ネグレクトなどの児童虐待がなかなか減らず、依然として
社会問題化していますからね・・・。この問題の多くがやはり、
子育て・育児上の悩み・ストレス、障害児の育児・
子育て上の悩みなどが背景にあるわけですし、いかにこういった
問題を防ぐかは自治体や行政だけでなく、NPOや子育て支援団体、
ボランティア、地域などの協力というのは欠かせなくなってきていますし、
今回、発行をされたこの『子育てひろば0123育ちの詩(うた)』が、
これらを防ぐ1つの大きなキッカケになって欲しいですね。

この冊子は、子育てひろばなどで読めるほか、育児中または
育児支援者先着100人《1人1冊まで》にも無料配布するようですが、
もしかすると、相当な数の希望者が出てくるかもしれませんね。
何とか希望者全員に渡ると良いのですが・・・。

《尚、文中の『ネグレクト』、『児童虐待』のリンク先は、
フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』です。》