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横浜市緑区の認可保育所が、園庭部分を財政難により横浜市に無断で売却!!

2011年10月18日 00時00分00秒 | 神奈川の育児・子育て・子育て支援など
昨日10月17日(月)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・「定員割れ経営悪化」緑区の
認可保育所が市に無断で園庭売却/横浜』

という気になる記事からです。

横浜市緑区の認可保育所で、園庭部分が
財政難により横浜市に無断で
売却されていた
ことが分かったそうです。

横浜市は『市の認可基準に抵触する』と
問題視し、運営する社会福祉法人は
『定員割れで資金繰りが悪化した』と
する一方、『現在の入所者分の園庭はある』

釈明していますが、この問題は、今年6月に、
保護者から『園庭が使えなくなった』
連絡があってのことなので、『現在の入所者分の
園庭はある』という苦し紛れの釈明はチョッと
おかしいですね。本当に現在の入所者分の園庭が
しっかり確保してあるのなら、こういった問題が
起きることもなかったでしょうから。

今回の問題は、横浜市側の園庭確保の
指導がされていなかったという課題

浮き彫りになりましたが、横浜市は遅くとも
2006年度以降、保育所用地を
自由に処分できない『基本財産』に
するよう文書指導をし、今年1月にも、
児童福祉法に基づき改善勧告
を出しているのに、
それに保育所・運営している社会福祉法人は
従わなかったわけなので、責任は重いと思います。
しかも、定員割れについては、緑区こども家庭支援課が
『園に対する苦情が多く敬遠された』
説明しているところからみると、以前からいろいろ問題が
あったと言わざるを得ませんね。

今回の問題発覚で、現在入所している21人
《うち2歳児以上は12人》の子たちも保護者も
不安をかなり抱えていると思いますし、
これ以上不安を与えないように、横浜市も
しっかりと対応して欲しいですし、何より
保育所と運営をしている社会福祉法人が、
猛省をして、運営改善と入所している子どもたち、
保護者に安心してもらえるように取り組んでいかないと。

社会福祉法人側の言い分は、どれも言い訳にしか、
今は聴こえないですから・・・。


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