昨日2月16日(土)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・湯河原の老舗旅館取り壊しへ/有形文化財の保存再生ならず』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
湯河原町宮上の国登録有形文化財の『天野屋旅館』を
保存活用する意向だった『天野屋旅館』の前運営会社
『クリスタルゲート』が文化庁に解体撤去を届け出ていた
ことが分かったそうです。『クリスタルゲート』は資金難を理由に、
リゾート開発を進める別会社《『リゾートトラス』》に『天野屋旅館』を転売していました。
明治初期創業の老舗旅館の文化財登録は抹消、
取り壊しという結末を迎えることになりそうです。
『天野屋旅館』といえば、2005年4月に閉館になったとはいえ、
湯河原町、湯河原温泉郷の顔で国登録有形文化財なので、
文化財登録の抹消と旅館の取り壊しというのは、地元の方たちの
反発の声がこれから強く出てきそうな気がしますが・・・。
神奈川県も湯河原町も文化庁も何とか取り壊しにならないように
いろいろ動いてはいたようですが・・・・。
湯河原町や文化庁の担当の方の諦めというか無念の声が出ているところ
をみると、存続というのはかなり厳しそうですね・・・。
本当に寂しいですね・・・。こういったカタチで湯河原町・湯河原温泉郷の
顔がなくなってしまうことになるというのは・・・。
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