昨日12月23日(火)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・転入学や補償を希望/神田高不適正入試で元受験生』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
平塚市田村の神奈川県立神田高校の不適正入試問題で、神奈川県教育委員会の
山本正人教育長は、合格基準を満たしながら入試日の服装の乱れなどを
理由に不合格となった元受験生22人のうち11人との面会を終えたことを
明らかにしました。複数の元受験生が神奈川県立神田高校へ
の転入学を希望しており、神奈川県教育委員会は無試験で
受け入れる方針だということです。
今回の一連の神奈川県立神田高校の不適正入試問題をめぐっては、大きな
社会問題にもなり、いまだにテレビ番組で野球部が起こした奇跡とともに
取り上げられるなど波紋を呼んでいますが、11月27日(木)には
『神奈川県立神田高校の不適正入試の問題で、本来合格の
受験生7人とは未だに連絡が取れず・・・。』
としても取り上げたように、本来なら合格していた受験生22人のうち15人とは
連絡が取れているので、今回の記事にあるように個別に面会して謝罪していますが、
問題が発覚した10月下旬から1ヶ月近く経ったものの、
まだ7人とは連絡が取れていないという状況も続いていたり、度々
神奈川県教育委員会の対応の拙さも指摘されていたこともあり、そうそう
不合格になった受験生が再度転入学や補償は希望しないのではないかと思っていたので、
チョッと以外ではありましたが、気になったのは不本意な形で別の私立高校などに
進学したため学費の一部負担を神奈川県教育委員会に求めたり、
進路変更によって生じた精神的苦痛に対する補償を訴えたりする
声が上がっているという点ですね。
この問題が明るみになり、渕野辰雄前校長の解任に対する反発と
学校の対応は適切として在校生や保護者からも渕野辰雄前校長の
復帰の嘆願書が出されたり、日ごろから神奈川県立神田高校を
よく見ている周辺住民の方たちも課題校でいろいろ問題を抱えながら、
それを改善しようと努力をしてきた学校側の姿勢というのを見てきているので、
この実情を理解しているということを考えると、やはり服装や髪形が乱れている、
態度が悪いとされている受験生側が本当に受験をする気が
あったのか?という点はこれからも問われることになるでしょうし、
一方で、神奈川県教育委員会の対応の拙さというのも問われるでしょう。
受験生としての姿勢を示さないといけないということは、当たり前のことなので、
まず受験生も親もしっかりとその点を反省すべきことだと思います。
その上で、神奈川県教育委員会はしっかりと対応しないといけません。ここまで問題を
根深くし手しまった責任もしっかり取るべきではないかと思います。
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