昨日1月29日(火)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・公立高、前期選抜試験スタート/神奈川県』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
高校入学試験シーズンの到来を告げる神奈川県内の
公立高校前期選抜試験が、県内163校でスタートしました。
初日は面接の学校が多く、2日目の1月29日(火)にも
試験を実施する高校では自己表現活動や実技などの
試験が行われるということです。
今年2008年もついに、神奈川県内の公立高校の入学試験がスタートしました。
昨年2007年12月1日(土)には
『神奈川県内の公立中学校3年生の希望進路調査で、
全日制希望者が前年度より0.3%減の91.7%!!』
《記事元の『カナロコ』の記事は既に消滅》
として取り上げたように、神奈川県教育委員会が、2008年3月に神奈川県内の
公立中学校を卒業する予定の中学3年生64,448人《416校》の2007年10月20日(土)
現在の進路希望調査の結果を発表し、全日制希望者は59,915人で
前年度より0.3%減の91.7%を占めたそうです。定時制は
962人の1.5%《前年度は1.6%》、通信制は927人の1.4%
《前年度は1.1%》だったことが分かっていますが、
全日制希望者に比べて全日制公立枠が少ない状況になっており、
定時制への不本意受験が増えることが確実になっています。
結局、この2008年になっても様々な問題が浮き彫りになっている
『神奈川県の公立高校の入試の絶対評価制による学校別格差の問題』
《中学校自体の絶対評価制による成績評価》
の根本的な解決はされないまま、受験シーズンがスタートしてしまいましたね・・・。
今年もまた、昨年のような、もしかしたら昨年以上の混乱が起きるのかと
思うと、心が痛みます。なかなか先が見えない状況は、ずっと続いていますからね・・・。
受験生と家庭、学校現場からの悲鳴は、上には届かないんでしょうかね?
受験生全員が何とか志望校に無事に入れることを願うばかりですが、
後期の選抜試験も2月に入ると行われますし、受験生のみなさんには、
最後の最後まで、諦めずに、また自信を持って臨んで欲しいです。
そして今年こそ、問題がまた出るのは目に見えていますし、
『神奈川県の公立高校の入試の絶対評価制による学校別格差の問題』
《中学校自体の絶対評価制による成績評価》
に端を発した全ての問題の根本的な解決に、神奈川県教育委員会が
中心になって、キチンと取り組んで欲しいです。
もうその場しのぎの対応は許されませんから・・・。
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