こちらも昨日1月28日(月)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・発達障害児の母親アンケート/神奈川県』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県内の小学校の特別支援学級に通う発達障害の
ある児童について、母親たちのほとんどが、体力づくりに
不安を感じながら時間を確保しきれていない実態が、
横須賀市平成町の神奈川県立保健福祉大学の卒業研究の調査で
分かったそうです。『食事の配ぜんといった家事を
通した継続的な作業療法が効果的』と訴えているということです。
子供の体力づくりにかかわる必要性は感じながらも約半数が
仕事を持っていて、身体づくりに費やす時間は『ほとんどない』
というのが大きいようで、親としても何とかしなくちゃいけないと
思っている方たちがほとんどなんですよね。子どもに運動をさせようとすると
嫌がったり飽きてしまったりというのもあるようで、親としても何とか
工夫をして運動をさせようとしているものの、なかなか上手くいっていない
というのもかなりありそうですね。一昨日2006年12月8日(金)には、
『横浜市で、小中学校などに通う発達障害児や運動障害児の
保護者の3割が相談相手がいない・・・。』
《記事元の『カナロコ』の記事は既に消滅》
として取り上げたように、横浜市南部地域療育センターが行った
アンケートの調査結果で、小中学校などに通う発達障害児や
運動障害児の保護者の3割は、子育ての悩み事を
相談する相手がいないという結果が出ていますが、
今回の問題というのも、近くに相談相手がいたり、情報交換等が
出来る場所があればだいぶ違ってくるような気もします。
前回も書いたように、発達障害児や運動障害時の保護者向けの
子育ての悩みを相談出来る機関と相談出来る専門の相談員を
増やす、同じ障害児の子どもを持つ保護者同士が気軽に交流、
情報交換が出来る機会や施設等の設置というのは
自治体・行政側《県や国も含めて》進めていくべきだと思います。
また、同じ昨日1月28日(月)の神奈川新聞地域面には
『カナロコ・音楽療法生かすワークショップ/川崎』
として、川崎市高津区の洗足学園音楽大学で、洗足学園音楽大学音楽療法研究所の
教授らによる講演会とワークショップが行われ、川崎市内外から主婦や
学校関係者、医療・福祉の関係者ら約350人が一緒に歌を歌ったり、
海外の実例ビデオを見たりしながら熱心に聴講したという記事が出ていましたが、
これは、音楽療法を暮らしに役立てようと、
『音楽のまち・かわさき』推進協議会の主催で、2005年から毎年開かれていて、
今年で4回目になるものですが、発達障害のケアとして心理療法が
重点的に置かれていて、音楽療法もその1つとして行われてきています。
《リンク先は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。》
この音楽療法を生かして、リズム感のある曲を使ったり、子どもたちの
興味がある曲を使ったりして、発達障害児に興味を惹かせて、体力づくりを
自然と出来るようにするというのも1つの方法かもしれませんね。
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