昨日1月16日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・足が長くてスマート、体力はまだ弱い「ハマっ子」』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市教育委員会が発表した、2008年度の横浜市立小中学校の
『体力・運動能力調査』がまとまり、敏捷《びんしょう》性や
持久力が2007年度よりやや向上したものの、ほとんどの
種目で2007年度の全国平均を下回ることが分かったそうです。
体格は、身長が全国平均をやや上回り、体重と座高は
下回っていて、足が長くてスマートな半面、
体力はまだ弱い『ハマっ子』像が浮かび上がったということです。
今回の横浜市立小中学校の『体力・運動能力調査』の結果というのは、さほど
驚く結果ということはないですね。ある程度想定していたものだと思います。
以前から指摘されている生活習慣《規則正しい生活・3食キチンと
とる食生活など》のこともありますからね・・・。1年でこの結果が
大きく変わるということはまずないでしょう。もし大きく変わって、それも
良い方向に出ているとなれば、学校でも家庭でも意識して取り組むように
なっている成果として評価も出来ますが・・・。昨年2008年1月13日(日)には
『神奈川県内で、子どもたちが外で遊ぶ場所と友人が減少傾向に!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、神奈川県スポーツ振興審議会が、神奈川県内の
3歳から8歳までの子どもを対象に、体力低下の現状と
課題をまとめ、外で遊ぶ時間や場所、友人が減少傾向にある
現状が浮き彫りになりましたが、子どもの遊び場《公園や広場など》が
不足していることが要因といわれていて、公園や広場などの
遊び場の整備というのはずっと課題として上がっていますね。
子どもからも各地で行われていて小学生~大学生などを対象にした子ども議会でも、
毎度要望としてあげられていますし、やはり生活習慣の見直しとともに、
公園や広場などの遊び場の整備を進めていかないと、
子どもの体力・運動能力は自然と伸びてこないと思います。またこちらも
以前何度か書いてきているように、都市部に多く見られるアスファルトの
校庭のグラウンド、その他の地域の硬いアスファルトの上に土が盛られ、
さらにその上に砂が乗っているだけのグラウンドの改善というのも
しっかりと進めないといけないと思います。これらの校庭のグラウンドは、
手入れがしやすい、水はけが良いなどから導入をされたものだそうですが、
子どもの身体への負担が大きく、グラウンドで怪我をしやすくなる要因と
以前からいろんな方面から指摘されてきていますからね・・・。東京都のように、
グラウンドのオール天然芝化に取り組み始めた地域もあれば、
出てきていない地域もあるのが現状で、子どもの体力・運動能力、そしてこれから先の
将来のことを考えたら、やはりグラウンドのオール天然芝化というのは、
取り組むべき大きな課題だと思います。怪我が子どもの将来の『夢』をつぶしてしまう
ということも大いに考えられることですから・・・。生活習慣の見直しは、家庭や学校で
積極的に取り組むようにアドバイスをしていくべきですし、公園・遊び場・学校の
校庭のグラウンドのオール天然芝化というのは、国と各都道府県、
各市町村が協力して取り組んでいかないといけません。今回の横浜市立小中学校の
『体力・運動能力調査』の結果というのは、他の地域も決して他人事ではないですから・・・。
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