2023年11月18日大文字山に登ってきました。
知合いが登りませんかと誘って下さいましたので、行くことにしました。
出発点は大津市比叡平。JR大津京駅で待合せをして、車で比叡平へ。
いきなり高度が350メートル程度に上がるのです。ちょっとズルくてすいません。
こんなコースを予定しています。
START地点から歩けば、すぐに京都府に入るのです。
池の谷地蔵というお寺がありましたが、薬草園を所有しているみたいです。
どんどん歩きます、道はなだらかな登りでキツくはありません。
大津VORという電波塔めいたものがあります、これは航空機用無線施設なんだそうです。
20分くらい歩くと小さな祠がありました。ドラクエっぽいですがワープは特にできません。
雨社大神。雨乞いの神様の様ですが今日の登山の無事を祈願しちゃいました。
周りに小さな足跡がたくさんありました。どうやら鹿がいるんですって。
道は歩きやすいのですが、標識がほとんどなく、知合い頼みです。
数年前の台風で杉が倒れまくっていました。
町並みは山科方面かしら。
てくてく歩くと、雨社大神から20分くらいで開けたところに出ました。
あら?何か目印がありますよ。
あっけなく大文字山に到着しちゃいました。
東山方面が望めます。
三角点もありました。皆さん触れていきます。標高466メートル。
ちょっと休憩してから更に10分ほど歩くと、登山客がたくさん集まっています。
大の字の火床に着きましたよ。
向う側には見にくいですが、五山の送り火の舟形があります。分かりますか?
こんな感じで階段があるのです。
良い眺め。火床はこんな感じだったんですね。
遠く大阪のビルが見えています、一番高いのはあべのハルカスらしいですよ。
「大」の字の中心。これまた感慨深いです。
真ん中やや右側の長方形の緑は京都御所。
ちょっとした承平天慶の乱における平将門と藤原純友の仲良し(?)反乱コンビの協同謀議気分です(笑)
もっともあの伝説は、比叡山の山頂なんですけどね。
では降りることにしますが、結構足にきます。
登ってくる方がたくさんいますが、大変ですよ。
千人塚。
大分、降りてきましたね。
良い道です。
行者の森。石仏が刻まれているそうです。
ここまで来るともう京都の東山地区。出発してから2時間でした。
滋賀側から登ると楽ですね、京都側から登ると大変です。
銀閣寺、慈照寺の入口なんです。
現在地はこんな感じです。
知合いの方がラーメンを食べたいというのでお供しました。12時ちょうどですし、空腹です。
中華そばますたにさん。すぐに入れました。
ラーメン、お値段は750円です。このご時世にありがたいです。
ベーシックなお味で美味。
食べている間にたくさんお客さんが並んでいきます、先に入って良かったです。
知合いとはここでお別れします。
ちょっと行きたいところがあるので、散策します。それは次のエントリーで、でわ。
ここに何かを置いて火をつけるのですか?
直接、薪を積み上げて燃やすってことはないですよね?
護摩木に自分の名前と病名を書いて火床の割木の上に載せて焚いて回復を祈るそうです。
護摩木は送り火の点火資材として当日山上ヘ運ばれ、当夜7時から山上の弘法大師堂でお灯明がともされ、般若心経を唱えてから、親火に移されるそうですよ。
地方に住んでると送り火は知ってても、意味は知らないってことですね。
勉強になりました。
送り火と東大寺お水取りは気になるところです。