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馬鹿琴の独り言

独り言を綴ります。時にはお相手して下さい。

仁和寺でお花見をしてきました

2025年04月19日 | 日記

2025年4月19日京都は仁和寺に行って、お花見をしてきました。

仁和寺は遅咲きの桜が有名で、この時期でも桜が見れるのですよ。

かくいう私も仁和寺自体は初めてです、楽しみです。

こんなトコにあります。

ちなみに仁和寺、こんなお話があります。

徒然草 第五十二段

 仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。

 さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。

 少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

 

得意(笑)の超意訳でご紹介。

仁和寺のあるお坊さんは、高齢になるまで石清水八幡宮に行ったことがないのを気にしていた。

ある時思い立って、たった一人で徒歩でお参りに行くことにした。

麓にある極楽寺、高良神社を拝んできて、これだけと思い込んで帰ってきた。

同輩に会って、

「年来の思ってきたことを果たしました。聞きしに勝る尊いところでございました。しかしお参りに来た方々、皆様が山に登っているのはどうしたことでしょうか。私も知りたかったのですが、神様へお参りすることが主目的と思いまして、山は見なかったのですよ」

と言った。

これは少しのことでも、案内役が望ましいということなのである。

 

 

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石清水八幡宮のお話はこちらから。

 

で、仁和寺への行き方。北野天満宮と同じバスに乗って、天満宮を通り越した北野白梅町で下車。

ここから嵐山電鉄に乗って、4駅5分の御室仁和寺駅で下車しました。

駅舎はこんな感じ。

少し坂を登るのですが、もう駅から見えるのです。

ほら!立派な表門です。

左右には仁王さんがいますよ。結構人出が多くてビックリ( ゚Д゚)

宇多天皇のご創建で、出家後はこちらに住まわれたとのこと。

全景です、かなりの広さを誇りますぞ。

御所庭園、霊宝館、花まつりの全会場を見学できる券、1,500円(;゚д゚)ゴクリ…で入場。

まずは何をおいても桜を見に行きたいのです。今日の目標はお花見ですから、ね。

あれに見える赤い門が中門。あの先が御室花まつりの会場です。

行きましょう!

来ました、御室桜。うーん、水曜日が満開だったらしく、遅めの御室桜も散りかけていますねえ。

しょうがない……あ!

木によっては、まだ咲いていますよ!!嬉しい誤算なのです。

可愛いお花です。

五重の塔も頭を覗かせてこんにちわ。

この一本が幻想的に咲いてくれています。

余計な言葉はいりません。

道を塞ぐように咲く桜。

枝垂れ桜も咲いています。

こちらは観音堂。中ではお坊さんがマイクを持って説法中の様でした。

御室桜の一角にまたお見事な桜が咲いています!!

何でしょう、普通の桜と違います。

なるほど、泣き桜ちゃんでしたか。

今が盛りの揚道桜さんです。堪能しました~

鐘楼の辺りは緑でした。

御影堂に向かうとまた別の桜が咲いていました。

フゲンゾウ(普賢象)という桜でした。栽培品種なんですって。

弘法大師を祀った御影堂です。

弘法大師空海、宇多法皇、宇多法皇皇子にして仁和寺の名跡の性信親王の像がある重要文化財の御影堂。

中に入りましたが、暗くて像が見えませんでした(´・ω・`)

その近くには、一顧不動こと水掛不動。

あの石仏の下が菅原道真が腰掛けたという石。

太宰府に左遷される道真が宇多法皇へ下向の挨拶に来た時、肝心の宇多法皇が修行中だったため、この石に座って待っていたとか。

写真の左に見えているのは誰かさんの柄杓で、水を掛けると1つご利益があるそうなんです。

画像検索したらシャクナゲのお花でした(´・ω・`)こちらもお美しい。

国宝の金堂を横目に進むと、

山桜ですよ。可憐に咲いているのです。

五重塔近くまで戻ってきました。この辺りも様々な桜がありますよ。

今年最後のお花見でした。

花まつりゾーンを抜けて、次は御所庭園に向かいます。

御殿入口です。外国人多し。

桜の木の下で陵王が舞っているのでしょうか。

宸殿です、襖絵が渋いのです。

お庭を見ながら廻るのです。

見えるのは霊明殿、中は撮影禁止ですのでここから。

撮影禁止のご本尊がポスターになっていました(笑)

千手観音様の両側は激怒の不動明王、降三世明王、怖い怖い。

毒蛇を倒すという孔雀明王さん。

そういえば孔雀王という漫画と映画がありました。作者の荻野さんはすでに逝去されていますね。

御所庭園を出ますと……

緑の桜?ジェノベーゼっぽい(笑)

御衣黄(ギョイコウ)というこれも栽培品種の桜です。

緑の桜なんて初めて知りました~

仁和寺の御朱印、旧御室御所をいただきました。

奮発してもう一枚、書置きの孔雀明王の御朱印。

後残るは霊宝館ですが、すべて撮影禁止なので一枚もありません。

13時半です、お腹が空きました。

 

 

篝 (御室仁和寺/喫茶店)

★★★☆☆3.19

食べログ

 

篝(かがり)さんというお店で遅めのランチ。

今日は暑いので冷やしラーメンなんかをいただきましょう。

味玉京風ラーメン(冷)とちりめんご飯で1,570円。

少し休んで次に行きましょう、でわ。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
にんなじ (栗八)
2025-04-20 02:04:08
きたきたー!
京都で桜、というと思いうかべるのは、仁和寺
行ったことないので余計に思ってしまいます。

和尚…中学の教科書に載ってますね。
鬼平…エンディングで満開の桜と五重塔、秋は紅葉と通天橋
仁清…門前に御室窯を開いた野々村仁清

そんな仁和寺の今年の桜…感激です。
返信する
お詳しいですね (馬鹿琴)
2025-04-20 17:39:49
私は徒然草のお話と桜の名所ということしか知りませんでした(;´д`)トホホ

桜の最後を見れて良かったです。
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