goo blog サービス終了のお知らせ 

マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

親の言葉は子が受け継ぐ(にしおかすみこさんの連載最新記事を読んで)

2022-04-21 | 介護
本日の朝食


本日の昼食


朝食は、いつもと変わらずグルテンフリーのバナナブレッド。
でも、明日でグルテンフリーシリーズが終わります(食べ切ったから)
次の注文は、母のこともあるのでしばらくお預けです。
冷凍便になるので、母の容態が急変して私が駆け付けた際に荷物が届くと配送会社も私も困るので、冷凍便のネット注文はしばらくできません。
月に最低でも2度購入していた全粒粉のパンのセットも冷凍便なので、当分は実店舗に買いに行くことになりますが、週に2回しか営業していないので、買いそびれることが多いです(苦笑)

昼は、昨日購入したピーマンとKALDIの台湾料理(炒め物)の素を使った丼ものを作りました。
肉を入れたかったのですが、冷凍から揚げと冷凍ハンバーグと冷凍ウインナーソーセージしかないので、から揚げを一緒に炒めました。
とても美味しくいただきました。
やはり、凝った味付けは「出来上がっているもの」が一番美味しいかも(笑)

さて、毎月楽しみにしている、にしおかすみこさんの連載記事が更新されていました。

にしおかすみこが認知症の母に5時半に起こされて聞いた「大事な話」(にしおか すみこ)

「母、80歳、認知症。姉、47歳、ダウン症。父、81歳、酔っ払い。ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。46歳。独身、行き遅れ。全員ポンコツである」こんな書き出しで連載「ポ...

FRaU | 講談社

 


内容は、本記事を読んでいただければと思いますが、今回も笑いどころの多い記事でした(笑)

思ったのですが、にしおかさんの言葉の豊かさ、面白さ、秀逸な例え、伝え方の巧さなどは、にしおかさんのお母様から受け継いでおられるようです。
にしおかさんのお母様は、現在認知症ですが、もともと言葉や会話の内容が豊かな方だったのでしょう、ご家族からしたら「何を言い出しているのか」と感じておられるのかもしれませんが、第3者(赤の他人)の読者である私は「こんなに面白い話する?本当に認知症?」と感じてしまいました。

私の母もそうですが、認知症状が出ると突拍子もないことを言い始めることがあります。
しかし、それは決して面白いだけの内容ではありません。
時には面白いのですが(面白がって何度も質問したり、話を合わせたりしたこともあります)母はもともと、上手に話をまとめられない人なので、認知症になってもそのあたりは変わりません(今はもう話もできなくなってしまいましたが)
幻覚や妄想の会話をしていても、結局思考で捉えている事象について話をしたり説明をしたりするのは本人なので、そのあたりは「内容」が「少し変」なだけで話の伝え方やまとめ方は、認知症になる前と変わらないのですよね。

そういう視点で考えると、にしおかさんのお母様はとても言葉の豊かな方だったのだろうと感じます。
その豊かな言葉、表現を間近で見て聞いて感じて成長してきたにしおかさんが、言葉やエピソードを使った仕事をしておられるのは、なんとなく自然な流れだったのかな、と勝手に感じています(笑)
そういえば、にしおかさんのお姉さんも、言葉が豊かな方だな、と思います。
ダウン症だとのことで、おそらくコミュニケーション面で困難なこともおありだと思うのですが、たまににしおかさんの記事に登場するお姉さんの言葉に思わず笑ってしまうのは、にしおかさんの文章の巧さだけではないと思うのです。
言葉や話を魅力的に伝えることができるのは、このご家族の眼に見えない宝なのでしょうね。
素敵なことだな、と思います。

にしおかさんも、今は大変な思いをされているでしょうし、これからもっと大変になる可能性もあります。
いつ終わるかわからない介護で、くじけてしまいそうになることもきっとおありだと思うのですが、私はにしおかさんの記事にいつも励まされて、和ませてもらっていて、毎月更新されるのが楽しみです。
そして、一日でも多く、ご家族が和やかに過ごせる日がありますように、と思います。
それは、にしおかさんに限らず、介護や介助を必要とする家族と暮らしているすべての方々が、そうであってほしいです。

私ですか?
私は現在、家では1人なので、のびのびと好き勝手にさせてもらっていますよ(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。