明けましておめでとうございます。
コメント本当に本当にありがとうございます。
昨年11月末に盛岡に旅行に行ってきました。
盛岡城跡の高台から市内を一望して
遠くの山の向こうの被災地を思ったり
わんこそばにチャレンジしたり
伝統工芸品を見たり
陸前高田出身のかたの経営する居酒屋に行ったりとっても有意義な2日間でした。
お仕事以外で岩手に行ったのは
震災以降初めてでしたが道路が隆起していたり
屋根が壊れている家屋を見つけると
ついじっくり見てしまうクセがついてしまいました。
募金箱にお金を入れたり、お土産ものをたくさん買ったり
今の自分に出来る支援をしてきましたが、東北のお食事はおいしかったし、景色はきれいだし空気も澄んでいて
会う人会う人が優しかったりで
やっぱり大好きな場所だなぁと思いました。
陸前高田には1月に入ってから
先日ですが日帰りで仮設住宅とボランティア団体の方対象の健康診断のお手伝いに行ってきました。
風邪をひきやすくなった、眠れなくなった、
色々思い出すと抑鬱状態になるなどの症状の訴えが多く聞かれました。
陸前高田の景色は被災した建物はもうほとんど撤去されて高い建物は見当たらず
草の生えた更地が果てしなく続いていました。所々に少しずつ、かさ上げした場所に家も建ち始めていました。
一本松も姿を変えていて
本当にがらんとした景色になっていました。
今でも重機やトラックが入って復興のお手伝いをしている業者さんがたくさんいます。
風化していく今も一生懸命頑張っている方々には本当に頭が下がります。
こういう縁の下の力持ちのお仕事をしている方の特集とか、
もっとメディアで伝えるといいのになぁと思いました。
沿岸部の復興はまだ時間も、国や世界の協力や理解も費やしていかなければならないと思います。
みんなが納得する暮らしになるまでどのくらいかかるのか、
まだまだ沢山いる行方不明の方がみんなちゃんと待つ人たちのもとへ帰れるまでにどのくらいかかるのか。
笑顔の裏の寂しさや悔しさや虚しさは計り知れないくらいだろうし
たまに来る医療者にどこまで本音で話してくれてるのかな、と
相変わらず自分の無力さで今回もいっぱいでした。
ちょっとでも笑顔になってほしくて
銀杏の葉をつけた栞を手作りでたくさん作って配って来ました。
黄色い栞に手書きで小さくスマイルくんの絵を書いてみました。
一人一人と話して盛岡に行ったことやわんこそばをお腹いっぱい食べて
本当に苦しかった話など他愛もない話をすると
笑ってもらえたり自分が盛岡に行った時の話を聞かせてくれたりと
医療以外での時間が今回は特に有意義だったような気がします。
ボランティアの人たちが少なくなってきたという声も聞かれました。
今は力仕事は専門の業者さんたちが入っているので
これからはもっと気軽に、被災地の語り手さんの話を聞くツアーなどもあるそうなので
それらに参加しながら復興商店街で買い物をして現地の人たちとお茶を飲みながらお話するという素敵な復興支援が出来ると思います。
東北の春は遅いけど、
寒さを耐えて咲くお花や桜は見事なものです。
私も次は春にまた個人的に旅行に行こうかと考えています。
東北はこれからが寒さの本番。
何をするにも全ては健康第一、
お身体に気をつけて過ごして下さい。
☆とまとさんへ☆
コメントありがとうございます。
この仕事を続けている理由…
パッと思い浮かばないくらい特に理由はないです。
あるとしたら、この仕事しかしたことがないから他の仕事をする勇気や知識がないから漠然と続けているのかも知れません。
看護学生の時からあんまり真面目じゃなくて今もズボラな性格だから
なんとなく続いているんだと思います。
あと、私もあんまり笑顔は得意じゃないほうです。
だから常にマスクしてピリピリムードで笑顔も少ない救急が自分に向いていると思っているんですよね。
今は看護師としても色んな働き方があります。
例えば派遣に登録しておいて
自分のあいている日に健康診断の単発のアルバイトや訪問入浴のアルバイト、修学旅行などの添乗員ナースとかもあります。
ナースをやっぱりやりたい気持ちがあるならそういう勤務スタイルもあるし、そういうのも立派なお仕事のひとつだと思います。
パワハラはきっとナースのお仕事以外でもつきものだと思います。
デリカシーのない人はどこにでもいますよね。
私も多分、それってパワハラだよね的なことも随分言われてきたし、
今でもたまにあります。
言われ慣れて「うるさいなー」って聞き流す域に達したみたいです。
でも、世の中、悪い人ばかりじゃないし
自分に合った職場環境の病院もあると思います。
ゆっくり単発のアルバイトをしながら色んな職場や色んな人と関わってみてこれからのことを考えていっても
長い人生まだまだやり直し可能だと思います。
色んなライフスタイルや働き方があるから思いつめないで。
とまとさんを認めてくれる人はきっと必ずいます。
出来るなら一緒に働いて何か言ってくる人がいたらガツンと言い返してあげたいくらいです。
アドバイスになっていないかも知れませんが
とまとさんの気持ちが少しでも軽くなるように応援しています。
明けましておめでとうございます
更新ありがとうございます(^O^)
いまでも更新してくださること とても感謝しています。
JKTSさんのブログを読ませて頂いていると 特に直接復興に携わってこれなかったフツーの人(私も)は これからが 出番なんじゃないかと思えてきました。
緊急事態や仕事など能力的なことで役立つことが出来なかったけど、この先 観光などを含め 息長く心を寄せていくことなら フツーな私でも 微力ながらやっていけそうな気がします。
そんな『フツーの人』の力が 今後東北に寄せられ、役立っていけたら良いですね。
JKTSさん 今年はご結婚されるのですね。
重ねて おめでとうございます(^O^)
JKTSさんご自身にも お幸せな1年となります様に!
今盛岡ではたらいています。今日は成人式なので金曜日から高田に帰って成人式に出ました。久しぶりに同級生や高田のみんなに会えて楽しかったです。高田に戻りたい気持ちが強くなりました。
看護師さん盛岡に来てたんですね!!会いたかった!!今日の成人式に参加出来ない被災して天国にいった同級生は10人以上いました。
これからも家族や助けていただいたすべてのみなさんに感謝しながら頑張ってはやく高田に戻りたいです。
はじめてコメントさせていただきます。
いろんな、たくさんの想いを込めてタイトルにしました。
辛さと悲しみと、どうにもできない自分の気持ちを抱えて、それなのに何もできない自分の(勝手ながら)拠り所とさせていただき、拝読してまいりました。
wasabiさんの仰るように、息長く心を寄せて一緒に歩もうと思います。
そして、
ご結婚おめでとうございます。
私事で恐縮ですがこの春、私たちは33回目の結婚記念日を迎えます。長く連れ添うことだけが良いとは、一概には言えないかもしれませんが、
それでも、できれば
いつも二人で、ずっと二人で・・・と願います(^_^)
どうぞ、お幸せに❤
共に懸命に生きていきましょう。
ありがとうございます。
ゆっくりゆっくりって身内にもたくさんいってもらって、なんだかいろんな意味で思いつめてました。
あの人のせいで働けなくなった。
そう思うことでしか、社会に出れない自分にいいわけできませんでした。
ブログを読ませて頂いて、被災された方のために何ができるかだけを考えて、一刻をあらそう場所で看護をつづけられてる姿に尊敬しました。同時に、強くないとできないのかな?とか思って質問させて頂きました。
今、家庭の事情で仕事に復帰しなければいけない状態になってしまっています。
そして、そこからフラッシュバックが始まりたたかっているところです。
たった四年しか看護をすることはできなかったけど、いつかこんな私でも、誰かの力になれたらいいな。なんておもってます。
ほんとに、こんな私にお返事を頂きありがとうございました。
数ヵ月振りに覗かせてもらい、更新してるのに驚き、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
貴方は否定してましたが、やはり出版すべきだったと思います。
イギリスでも取り上げられたと聞きます。
被災者の方々は辛いかも知れませんが、それより、人のやさしさ、思いやり、勇気を貰うと信じてます。
今後も、継続してほしいですね、それは東北に限らず他の仕事先でも・・・
貴女には幸せになってほしい、いや、なるべきです。
ただ待ってるだけでもダメで、自分から迎えに行くくらいの気持ちで春を待ちたいです。
僕自身も思い悩む事が色々ありながら、自分に言い訳をしながら自分の事しか考えられない中でこのブログに出会い、色々考えさせられてます。世の中には自分の気づかない所で、知らない所で縁の下で支えられてる方は本当に愛と勇気のある方達だなと思います。
なんて言うか、このブログでJKTSさんの純真な心に触れると、自分の中にもある優しさに触れられるようで温かい気持ちになれます。理解してくれる人、一緒に歩んでくれようとする人がいるだけで、凄く心の支えになると思います。僕もいつかJKTSさん、貴方のような人になりたい。いや、貴方のようなお嫁さんをみつけたい!(笑)
これからもブログ拝見させて頂ます。
改めて、震災をいつまでも忘れないでいようと思います。
JKTSさんはほんと良い意味で普通の感性をお持ちの方なんですよね。
それが個人的に自己投影しやすくあってか、いつも彼方の言葉は染み入ってきます。
ご自身の事を何よりも大切に、今後も健やかであって欲しいと願います。
心から、ご結婚おめでとうございます!
来年の春は、きっと今よりよくなってる、きっと前に進んでる。そう信じたいです。
私たちの眼差しが、暖かい太陽の日差しのようにもなれますように。被災された人たちの心にどうか届きますように。
震災を撮った写真展に足を運んだり、チャリティコンサートに出かける2年間でした。今年は一歩進めて、旅行に行きたいと思います。現地のツアーがあれば、参加したいです。そして、地元の人たちと時間を共有したいなと思います。
忘れないで!とテレビ画面の向こうで話される人たちの気持ちが、寂しさで塞がれてしまわないよう、そうしてわたしも皆さんから力をもらって、出会えた幸運に感謝する旅行をぜひ、してきたいと思います。実現させて、報告にまいりますね。
有り難う御座います。ちっちゃな診療所で内科をやっています。気分が落ち込む時やもう一度頑張らないといけないと思う時にここに立ち寄り読み返しています。
忘れられていくことはある面では仕方がないことなのかなあとも思います。当院では今でも窓口に募金箱が置いてあります。毎回御協力いただける患者さんがあります。3月11日には集まったお金+αをまた届けに行こうかと思っています。自分で出来る範囲で気長に続けていこうと思っています。
ご結婚おめでとう御座います。新郎さんがうらやましいです。