先ほど陸前高田でお世話になったかたからメールがあり、
一年3ヶ月ぶりにお父様が見つかったとの報告をもらいました。
所々破けていたりしていたけどあの日のままの服装、
時間の経過から目を背けたくなる状態ですが家族には分かる残る面影、
ポケットに入っていた財布、
手術の跡などからお父様と判明したそうです。
これから本人確認と断定するためDNA鑑定を経て、ご家族のもとに帰れるのは1ヶ月以上先になるそうです。
でも、その知り合いのかたも「あきらめていなかったから、お帰りなさいって気持ちでいっぱい」とのこと。
久しぶりに嗚咽するまで泣いたと言っていました。
「冬を越したりで寒かっただろうし、1人ぼっちで寂しかっただろうと思うと申し訳ない想いだった。
お父さんの手術の跡を見て、あんなに大怪我をして助かった命なのに津波で命を奪われたことは本当に悔しい」
安堵感と同時にまた悔しさや無念さも蘇ってくると思います。
その悔しさや無念さを私たちは無駄にしてはいけません。
たくさんの尊い命が教えてくれたこと、今この時期だからこそ改めて考えることが必要だし
私たちが出来る大切なことだと思います。
まだまだ大切な人を探し続けている人がたくさんいることも決して忘れてはいけない事実です。
来週は動物好きな仲間に誘われ、避難区域の動物のボランティアに行ってきます。
かなりつらい現場の牛舎の清掃もしてきます。
写真などを撮らずにまた拙い文章で
状況を報告出来たらと思います。