JKTS

被災地へ医療スタッフとして行ってきました。

短い間でしたが貴重な体験となりました。

5ヶ月

2011-08-12 17:54:42 | 皆様へ
震災から5ヶ月が立ち
寒くてバスタオルに包まって凍えていたあの日から
今の猛暑日が続く毎日を過ごしていると
時間の流れや季節の移り変わりを感じます。


定期的に送ってもらえる被災地の映像や写真はあの日から大きく変わることはなく、
まだ5ヶ月、もう5ヶ月と月日のとらえ方も変わっていきます。



医療支援に行かせていただいた陸前高田の避難所も閉鎖になり
皆が仮設住宅や他に引っ越して行きました。


起きてしまった災害に怒りと悲しみをぶつけようがなくみんなで涙を流した避難所。


そんな中、再会出来て喜びと安堵の涙を流した避難所。


これからのことを皆で話し合い途方に暮れた避難所。

途方に暮れた中でも
小さな希望や幸せを見つけたり探した避難所。


寂しいときも誰かが必ず気が付いてくれて寄り添った避難所。



そんな避難所が閉鎖になるのは寂しい気持ちもあり、
皆が仮設でも住まいを確保出来た嬉しさもあるけど
避難所がなくなったことで「これから」訪れる孤独や不安に対する気持ちの持っていき所やそれに対するケアが行き届くことが出来るのか
問題や課題も山積みで心配です。


私達の役割や存在ももっと見つめ直していかなくては。



お盆の時期できっと犠牲になった方々の御霊が天国から帰ってきているはず。



きっと大切な人のそばで花火を一緒に見ていたと思うし
そっと背中を押してくれていると思います。




5ヶ月もたてば色々と状況は変わり、
私の周りの環境も少しずつ変わって来ました。

その環境に我慢出来ずに
このお仕事を辞めようか迷っていたりしました。


でも、そんなときに
コメントを見ると頑張ろう!!という想いが強くなりました。



また被災地に行く約束も果たせてないので、
それも年内には実行しなくては!!


もっと勉強もしなくては。