この本から学ぶものは多いけれど、
ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-
「与える」ことの真の意味も理解できた気がします。
与えるという言葉自体、別の意図を感じることもあって
(持てるものが持たざるものに「施して」「やって」いるという類いの意味)
あまり好きではないけれど、
「見返りを期待せず、純粋に善意から相手に何かを差し上げる」
を指す言葉として「与える」という言葉を捉えるとする。
与える方が幸せだとか
与える喜びだとか
そういう表現をこれまでに見て来たけれど
その真の意味は
「与えても与えても本当の自分は損なわれることがない。
それを確認できるたびに自分の本質を感じ、
喜びや幸せを感じることができる。」
ということだと、、、読んでいて感じた。
与えるにはもらって下さる相手が必要。
その相手のおかげで自分は「与える」という行為を通じて
究極の真実につながり、感じ、確認できるという幸せがある。
こう文章にしてしまうと、どこかでエゴが顔をのぞかせているようにも見えるけれど、
これが今の私が言葉で表現できる限界です。
「与えるのが先」
「損して得とれ」
なんて言う人達は、真実は見えていないのではないかしら。
自分のエゴを増強するために、与えるという行為を利用する人もいる。
でもその行為は、
本当は真実に触れる絶好のチャンスだったりする。