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ある意味屈辱

2008-09-16 20:30:49 | 本の感想
電波系コラムニスト八木 秀次氏と中西 輝政氏共著(?)の『保守は今なにをすべきか』(PHPパブリッシング、2008)を図書館で借りてしまった。
で、読んでしまった。

そして、感想。


二人とも放送作家に転職するべきだわ・・・。
と思うくらい、俺を笑わせてくれた文章(正確には対談らしいが)が延々と続いているのだ。
つーか、自民族中心主義と論理飛躍の雨嵐ってのが実際の所だけどな。

特に酷いのは、建国神話に関すること。
最後の第4章『日本文明の真髄とは何か』第3節『歴史に謙虚になれば危機は乗り越えられる』では、建国神話を学ぶことこそ重要だと述べている。
当然の事ながら、『古事記』や『日本書紀』への言及もしている。
しかも、他国の建国神話との比較までする始末である。
『古事記』や『日本書紀』には神話の部分が相当あることなんぞ、一切おかまいなしである。

この二人は、日本が神権国家とでも言いたいのか?
こんな戯言を吐く方々に日本の保守云々を説かれるのは、俺の政治的立ち位置を踏まえても屈辱だわ。



評価:-88,942,731/10点
この本を図書館で見たら、何が何でもスルーする事を勧める。
本屋で見かけても無視の方向で


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