『-新版- 醜い日本人』(大田 昌秀 著、岩波書店 2000年)を読んだ。
内容は、沖縄の置かれている現実と本土政府(大田氏はこの作品でこう日本政府を記している)が沖縄に何をしてきたのか、
そして本土人の沖縄に対する扱いが歴史的にどのようなものだったか、を記しているものだ。
この本の1章~3章は、約40年前に書かれている。
残念なことに、執筆から40年近く経った今でも大田氏が記したことが、俺には説得力を持っているように思える。
これまで本土政府が米に対して行ってきた政策を思い出すと、尚更その感を強くしてしまう。
果たして、大田氏の訴えはどこまで本土人に伝わったのだろうか?
俺がちょっと不満に感じたのは、4章を書き直した点。
ページの都合や大田氏の意図ととはいえ、旧版との違いを比べるのが難しくなったのは否めない。
(旧版を図書館で借りるとか・・・)
とはいえ、この作品自体はかなり良いのは確か。
そして、この本に関する感想を以下の言葉で〆るか。
「本土人は沖縄の真実をもっと見ようぜ~」(俺もだけど)。
評価:9/10 点
内容は、沖縄の置かれている現実と本土政府(大田氏はこの作品でこう日本政府を記している)が沖縄に何をしてきたのか、
そして本土人の沖縄に対する扱いが歴史的にどのようなものだったか、を記しているものだ。
この本の1章~3章は、約40年前に書かれている。
残念なことに、執筆から40年近く経った今でも大田氏が記したことが、俺には説得力を持っているように思える。
これまで本土政府が米に対して行ってきた政策を思い出すと、尚更その感を強くしてしまう。
果たして、大田氏の訴えはどこまで本土人に伝わったのだろうか?
俺がちょっと不満に感じたのは、4章を書き直した点。
ページの都合や大田氏の意図ととはいえ、旧版との違いを比べるのが難しくなったのは否めない。
(旧版を図書館で借りるとか・・・)
とはいえ、この作品自体はかなり良いのは確か。
そして、この本に関する感想を以下の言葉で〆るか。
「本土人は沖縄の真実をもっと見ようぜ~」(俺もだけど)。
評価:9/10 点