flagburner's blog(仮)

マイナーな話題を扱うことが多いかもしれません。

(俺含む)本土人の無自覚

2007-06-24 18:03:13 | 歴史教科書騒動
昨日は、沖縄で戦没者を追悼する式典が行われた。
それと同時に(?)、歴史教科書の検定意見に対する異議申し立てが何本か社説で書かれた。
特に、琉球新報の社説はかなり強烈だ。

・慰霊の日 沖縄県民の怒りに耳を(2007年6月23日 東京新聞)
・慰霊の日 沖縄戦の記憶は“平和の砦”(2007年6月23日 琉球新報;web魚拓)

今年の歴史教科書に対する検定意見は、沖縄の人たちにしてみればたまったもんじゃないんだろうな。
だって、(捨石でしかなかった)沖縄戦で散々死者を出しておきながら、琉球の歴史を本土政府の都合で書き換えるんだもんな。
この調子で書き換えが続いたら、薩摩藩が琉球王朝を征服したこともいずれ・・・。

もっとも、琉球新報の社説を書いてる人の多くは米軍による占領時代を体験して無いのかもしれない。
そのお陰で、米軍に対する批判についてやや弱い印象は否めない・・・。


でも、東京新聞や琉球新報の社説は同日に出た3K新聞のそれより全然マシだと思う。
問題の社説については↓

・【主張】沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け
(2007年6月23日 コラむのニュース:イザ!;web魚拓)

最後の段落で申し訳程度に、沖縄戦について触れる始末である。
沖縄の置かれてきた状況について全くわかってない連中が、この社説を書いたのだろうか(←俺が言うな)。
そして、他の段落に至っては、政府や教科書検定に対する懐疑的視点は皆無。
何を考えて3Kの連中は昨日の社説を書いたのやら・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。