夢と希望を託して!

特定非営利活動法人 釜石市身体障害者協議会
釜石市福祉作業所

近況・・・頑張ってます!

2011-04-16 | 日記



震災から1ケ月が過ぎましたが
市内では瓦礫の撤去が本格的に始まり
徐々にではありますが悲惨な町並みの光景が
整理されてきました。

まだまだ余震が続いて落ち着かない

日々ではありますが

当作業所もいつもの日常に戻りつつあります。

仕事の方も途切ることなく順調に作業を行っております。

今日は作業の様子を久々にUPしました。

 

自主事業である・・

健康福祉センター売店はまだライフラインの

復旧の見通しは経っておりませんが

店内の清掃を終え復旧次第、再開を予定しております。

 

また、キムチ製造販売も見通しが経っておりませんが

6月下旬に大量の注文があり

それまでには何とか再開できるような環境を

整えたいと考えております。

施設内では・・・市内の企業さんから委託されている

部品の軽作業に皆さん真剣に取り組んでおります。

震災前の仕事量までには至っておりませんが

徐々に回復傾向にあります。







市内企業さんに出向いて「施設外就労支援」を行っています。

酸素カット(脱酸素剤)を巻く「リール作り」と

「袋のラベル貼り」を行っております。

忙しい時は職員含め6名体制で作業を行っております。









施設の給食弁当の賄いはかなり忙しく

津波で施設を失った「かまいしワークステーション」の

給食弁当等も提供しているので

毎日、7080食を作っている状況です。

食材の調達も思うように出来ないので

お任せメニューで対応しています。






関連施設の「釜石ワークステーション」も

仮施設で先月末から仕事を再開しております。

狭い部屋なので仕事をするには大変でしょうが

なんとか工夫しながら作業を行っているようです。







お知らせ・・・・・・・

就労移行支援事業を新たに着手しました。

・・・この震災により勤めていた会社が

津波で流され職を失ったたくさんの方々がおりますが

行く場所がなく自宅待機している障害を持った人たちを

受け入れることができるように、

急きょ体制を整え6名程が利用できるようにしました。

 

現在の定員は「就労継続支援A型・・・25名」

「就労移行支援・・・6名」になりましたが

この状況では登録者数は35名を超えるようです。

狭い施設内ではありますがお互いに協力し合い

新たにスタートしております。