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5月11日の東京株式市場デイリーコメント

2010-05-11 08:26:44 | Weblog
5月10日の東京株式市場は先週末の大幅下落から一転反発
日経平均 10,530.70円(+166.11円)
日経平均先物 10,540円(+110円)
TOPIX 944.64(+12.90)
東証1部騰落数:値上り1,344銘柄、値下り283銘柄、変らず49銘柄
東証1部売買代金1兆8,109億円、売買高24億4,208万株

東証1部・2部市場
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、りそなホールディングス(8308)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、松井証券(8628)など証券株が買われ、また三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)など商社株や、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)など自動車株、新日本製鐵(5401)、住友金属工業(5405)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株が買われ上昇。
その中目立った銘柄では、想定以上の大幅黒字転換見通しが好感されたサンケン電気(6707)が+65円の404円と大幅上昇し、好決算のサンワテクノス(8137)は+90円の655円と大幅続伸となっております。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数がそろって続落。
グリー(3632)、サイバーエージェント(4751)、タカラバイオ(4974)、ACCESS(4813)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、日本風力開発(2766)などが上昇し、スタートトゥデイ(3092)、GCAサヴィアングループ(2174)、などは売り物に押され下落。
個別ではセラーテムテク(4330)、ルーデン(1400)、イナリサーチ(2176)、TCBホールディングス(2356)、綜合臨床ホールディングス(2399)、オールアバウト(2454)、パイオン(2799)、チップワンストップ(3343)、プロパスト(3236)、チップワンストップ(3343)、スターティア(3393)、サイバーステップ(3810)、エイチアイ(3846)、ユビキタス(3858)などがストップ高。

本日の相場展望
まずは昨日のNY株式から
NYダウ:10785.14(+404.71)
ナスダック指数:2374.67(+109.03)
シカゴ日経先物:10715円(+175円)
短期基調:下向き
中期基調:下向き
25日移動平均線:11070円(-4.83%)
日経平均株価サイコロ●●○●●○○●○●●○「5勝7敗」
日足:陽線
(コメント)
10日のダウ平均は404.71ドル高と大幅反発。
EU(欧州連合)やIMF(国際通貨基金)による緊急支援や、「欧州安定メカニズム」について最大7500億ユーロの資金枠で合意したことを好感し、欧州国の一部の債務危機が欧州全体に飛び火する可能性が和らいだとこから自律反発狙いの買いが優勢となっております。
NASDAQは109.03ポイント高、S&P500は48.85ポイント上昇。S&P10セクターは全て上昇し、特に資本財や金融、一般消費財は5%超の上昇となっております。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値に比べ165円高の10705円、円建ては165円高の10715円。
本日の東京株式市場は反発基調が続こうかと思われます。
欧州ソブリンリスクがいったん和らぎそうなことや、米株の急反発を好感するムードはあり、輸出関連株中心に買われようかと思われます。
ただ、為替市場や米グローベクスは落ち着いた動き。東京市場は前日に米株の急反発を見越した買いも入っており、朝方の買い一巡後にさらに一段と買われる雰囲気でもなさそうに思われます。
一方、みずほFGの1兆円増資や三井住友の株式発行枠拡大などが一部報道されており、メガバンク株の手控え要因にもなりかねないと思われます。
個別では「今週の注目銘柄」などのバイオベンチャーに注目しております。
今日は中国で消費者物価指数や小売売上高など主要経済統計の発表が予定されており、不動産規制、預金準備率の引き上げなどに続き、通貨切り上げを含めた新たな動きをみせるかに注目です。
日経平均はCME225先物10715円(円建て)水準からは戻り売りも強く、終値で75日移動平均線(10日現在、10655円)が維持できるか注目です。
予想レンジは10700円-10600円 

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