F.I.T濱田のPersonal Blog

My WORKs & My TRADE

10月31日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-31 05:56:03 | Weblog
 10月30日の東京株式市場は、日銀金融政策決定会合の結果を受けて利益確定売りが広がり日経平均株価は続落しました。
日経平均 8,841.98円(-87.36円)
日経平均先物 8,850円(-70円)
TOPIX 733.46(-6.84)

東証1部・2部市場
三菱地所(8802)、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)など不動産株、新日鐵住金(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株、三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)など商社株、ホンダ(7267)、日産自動車(7201)など自動車株も売られ下落。
更に、グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432)などSNS関連銘柄や、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)など資源開発株、大成建設(1801)、大林組(1802)、ハザマ(1719)などゼネコン株も売られ下落しました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数の両指数がそろって反落しました。
デジタルガレージ(4819)、タカラバイオ(4974)、エイチーム(3662)などは買われ上昇し、楽天(4755)、ニューフレアテクノロジー(6256)、サイバーエージェント(4751)、ジェイアイエヌ(3046)、ライフネット生命保険(7157)、メッセージ(2400)、そーせいグループ(4565)などは売られ下落。
目立った銘柄では、T&Cホールディングス(3832)、ネクストジェン(3842)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 休場
ナスダック指数:休場
シカゴ日経先物:8855円(+35円)
25日移動平均線:8843円(-0.02%)
(コメント)
30日のNY株式相場もハリケーンの影響で休場です。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ35円高の8855円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は先物主導で神経質な展開が予想されます。
昨日は外部環境に目立った変化がなく、金融政策決定会合を受けて一気に売りが膨らみ、日経平均は安値引けとなっております。

追加緩和策の内容は、資産買い入れ等基金の11兆円の増額(買い入れ枠は、長期国債5兆円、短期国債5兆円、ETFの5000億円、REIT100億円など)。事前の報道通りでサプライズはないものの、ETFの購入枠増などには多少、評価できようかと思われます。ただ、これまでの相場が期待を織り込む形で推移していただけに、内容はさておき出尽くしと捉える市場関係者が多かったようです。緩和策で株式相場の下値不安が和らぐことに期待する一方、為替相場では円買いが進んでおり、為替相場を注視していきたいと思います。

10月30日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-30 08:37:59 | Weblog
10月29日の東京株式市場は、日銀金融政策決定会合や、今週に米雇用統計など重要経済指標の発表を控え見送り気分が強く、膠着感の強い展開となりました。
日経平均 8,929.34円(-3.72円)
日経平均先物 8,920円(-10円)
TOPIX 740.30(-0.93)

東証1部・2部市場
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)など証券株はもみ合いほぼ変わらず。
日産自動車(7201)など自動車株、ブリヂストン(5108)、横浜ゴム(5101)、住友ゴム工業(5110)などタイヤ株は売られ下落。また、グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432)などSNS関連銘柄や、昭和シェル石油(5002)、コスモ石油(5007)など石油株、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)など資源開発株も売られ下落しました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数の両指数がそろって小幅上昇しました。
ジェイアイエヌ(3046)、ガンホーオンライン(3765)、フィールズ(2767)、スカイマーク(9204)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは買われ上昇しましたが、ニューフレアテクノロジー(6256)、ナカニシ(7716)、デジタルガレージ(4819)、タカラバイオ(4974)、そーせいグループ(4564)などは売られ下落しました。
目立った銘柄では、ファステップス(2338)、パピレス(3641)、ディー・ディー・エス(3782) 、イメージ情報開発(3803)、システムインテグレータ(3826)、ナノキャリア(4571)、構造計画研究所(4748)、JPNHD(8718)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 休場
ナスダック指数:休場
シカゴ日経先物:8925円(+5円)
25日移動平均線:8849円(0.86%)
(コメント)
29日のNY株式相場はハリケーンの影響で休場です。
欧州株式市場は米株市場が休場で様子見姿勢のなか、スペイン支援策に対する不透明感から弱含みの展開となっております。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円高の8935円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は先物主導で神経質な展開が予想されます。
昨晩の米国市場が休場だったことや、日銀金融政策決定会合の結果発表を前に前場は様子見ムードが漂いそうです。
日銀金融政策決定会合では10兆円程度の追加緩和策は既定路線になっており、それ以上の緩和策でサプライズとなるか、予想通りで材料出尽くしとなるかが焦点となりますが、その後はハリケーン通過後のNY株式市場の動向、米ISM製造業景気指数や米雇用統計などの発表を控えており、反応に注目です。
ちなみに、30日のNY株式市場は引き続き休場が決まっており、様子見となりそう。
個別では、引き続き高業績の銘柄や思考市場の出遅れ銘柄をいていきたいと思います。

10月29日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-29 08:09:54 | Weblog
10月26日の東京株式市場は、後場寄りからアジア株安や円安一服などを嫌気して下げ幅を拡大し、大幅反落しました。
日経平均 8,933.06円(-122.14円)
日経平均先物 8,930円(-140円)
TOPIX 741.23(-10.19)

東証1部・2部市場
三菱商事(8058)、住友商事(8053)など商社株、新日鐵住金(5401)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株や、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株、パナソニック(6752)、東芝(6502)、三菱電機(6503)など電機株も売られ下落しました。

買われた銘柄では、アーク(7873)、ワコム(6727)、アイフル(8515)、日本合成化学工業(4201)、日本ユニシス(8056)などが買われ昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均は上昇しましたが、マザーズ指数は反落しました。
サイバーエージェント(4751)、ジェイアイエヌ(3046)などは買われ上昇し、ニューフレアテクノロジー(6256)、ガンホーオンライン(3765)、フィールズ(2767)、スカイマーク(9204)、エイチーム(3662)などは売られ下落。
目立った銘柄では、モルフォ(3653)がストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13107.21(+3.53)
ナスダック指数:2987.95(+1.83)
シカゴ日経先物:8965円(+35円)
25日移動平均線:8854円(0.82%)
(コメント)
26日のNY株式相場は小幅上昇。
7-9月期GDP/速報値の結果が予想より強かったことから買いが先行しましたが、10月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値の結果が予想より弱くもみ合う展開となっております。
個別では25日夕に7-9月期決算を発表したアップルは0.9%下落し、アマゾン・ドットコムは7%近く上昇となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ35円高の8965円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、もみ合う展開が予想されます。
欧米株は落ち着いた動きとなっておりますが、円安一服を背景に売りに押される場面が想定されます。
今週は、先週末に大幅安となった中国株の動向が気掛かりとなります。また、30日の日銀金融政策決定会合では10兆円程度の追加緩和策では材料出尽くし感から円高・株安シナリオも想定され、注意が必要かと思われます。
一方、今週は主力企業の決算が相次ぎます。
足元の円安基調が下方修正を打ち消す格好となっておりますが、円高に振れる場面があれば下押す場面も想定されます。ただ、足元の三市場の信用買い残は1兆2000億円と2月下旬以来の水準まで減少しており、だらだらと売りが続く地合いでもなさそうです。
個別では「今週の注目銘柄」などを見ております。

10月26日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-26 07:30:10 | Weblog
10月25日の東京株式市場は、為替相場の円安傾向や、日銀の追加緩和期待を背景に幅広い銘柄が買われ上昇しました。
日経平均 9,055.20円(+100.90円)
日経平均先物 9,070円(+100円)
TOPIX 751.42(+8.15)

東証1部・2部市場
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)など大手銀行株がしっかり。野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株は買われ上昇。
三井物産(8031)、住友商事(8053)など商社株、新日鐵住金(5401)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株や、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株、東芝(6502)、三菱電機(6503)など電機株も買われ上昇しました。

個別銘柄では、新日本科学(2395)が+80円の410円とストップ高を重ね、電子書籍関連として人気化したネオス(3627)も+7,050円の55,000円ストップ高。サンフロンティア不動産(8934)、日本橋梁(5912)、KLab(3656)、日特建設(1929)、ピーエス三菱(1871)なども買われ幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数は共に上昇しました。
サイバーエージェント(4751)、一建設(3268)、ジェイアイエヌ(3046)、スカイマーク(9204)などは買われ上昇し、楽天(4755)、タカラバイオ(4974)、ジュピターテレコム(4817)、フィールズ(2767)、エイチーム(3662)などは売られ下落。
目立った銘柄では、ネットワークバリューコンポネンツ(3394)、テックファーム(3625)、モルフォ(3653)、イメージ情報開発(3803)、デジタルデザイン(4764)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13103.68(+26.34)
ナスダック指数:2986.12(+4.42)
シカゴ日経先物:9075円(+5円)
25日移動平均線:8857円(2.13%)
(コメント)
25日のNY株式相場は小幅上昇。
堅調な9月耐久財受注や新規失業保険申請件数の結果が好感され買いが先行しましたが、引け後に時価総額世界一位のアップルの決算発表を控え、次第にポジション調整の売りに押され小動きが続きとなっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ5円高の9075円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、もみ合う展開が予想されます。
昨日は、米株安や主力企業の決算内容を受けて寄り付きこそ売りが先行しましたが、午後に日銀が30日の金融政策決定会合で追加緩和を実施するとの報道から、為替相場は1ドル=80円台、1ユーロ=104円台と円安方向に振れ、輸出関連株の買い戻しが入り、地合いの好転となっております。
さらに「政府が26日に閣議決定する経済対策が4000億円規模になる見通しであることがわかった」と報じられたことから、震災復興関連銘柄が強く買われております。
引き続き、日経平均株価が強い動きのときには主力株全般が上昇し、日経平均株価が弱い動きのときには材料株が買われる『循環底上げ物色』が続くことが予想されます。
長期上昇相場のように感じ取れ、来年が楽しみです!30日の金融緩和後の動きを見極めていきたいと思います。

10月25日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-25 08:19:38 | Weblog
10月24日の東京株式市場は、企業収益に対する懸念の高まりから米NY株式市場が大幅下落した流れを受け、利益確定売りに押され下落しました。
日経平均 8,954.30円(-59.95円)
日経平均先物 8,970円(-30円)
TOPIX 743.27(-6.10)

東証1部・2部市場
三井物産(8031)、伊藤忠商事(8001)など商社株、新日鐵住金(5401)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株も売られ下落。
三菱マテリアル(5711)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連株、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株も売られました。
買われた銘柄では、新日本科学(2395)が+80円の330円ストップ高。その他、アルテック(9972)、サンフロンティア不動産(8934)、キヤノンマーケティングジャパン(8060)、宮地エンジニアリンググループ(3431)、コジマ(7513)などが幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均は小幅上昇いたしましたが、マザーズ指数は僅かですが反落となっております。
ニューフレアテクノロジー(6256)、ジェイアイエヌ(3046)、スカイマーク(9204)、エイチーム(3662)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは買われ上昇しましたが、ジュピターテレコム(4817)、一建設(3268)、タカラバイオ(4974)、メッセージ(2400)、ガンホーオンライン(3765)、そーせいグループ(4565)などは売られ下落。
目立った銘柄では、ディア・ライフ(3245)がストップ高に。翻訳センター(2483)、澤田ホールディングス(8699)、レーサム(8890)などもザラ場にストップ高となりました。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13077.34(-25.19)
ナスダック指数:2981.7(-8.77)
シカゴ日経先物:8965円(-5円)
25日移動平均線:8861円(0.91%)
(コメント)
24日のNY株式相場は小幅続落。
FOMC声明で前回から大きな変更はなかったものの、企業の設備投資について慎重な見方が示されたことから小幅続落となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ5円安の8965円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、もみ合う展開が予想されます。
日経平均は7日続伸と短期的な過熱感があっただけに、米国株の大幅下落は格好の売り材料となっております。ただ、日銀の追加緩和期待や中国の景気回復期待を背景に日経平均の25日線(8873円)を意識した押し目買いも入っております。
大引け後発表された決算では、日本電産(6594)が需要減少を理由に今期営業利益を950億円→800億円に下方修正。任天堂も今期の最終利益を200億円→60億円に引き下げております。一方、三菱自動車(7211)が利息収支や為替差損益の好転から上期(12.4-9月期)の最終利益を200億円→300億円に上方修正。主要企業の決算が続々と出始めており、選別物色されそうです。
個別では、『循環底上げ物色』が強まっており、米NYダウが-243ドルと大幅下落野中、日経平均株価は-59円と下げ幅は限定的です。長期上昇相場のように感じ取れます。

10月24日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-24 08:40:33 | Weblog
10月23日の東京株式市場は、高安マチマチもみ合う動きの中、日経平均株価は続伸しました。
日経平均 9,014.25円(+3.54円)
日経平均先物 9,000円(-20円)
TOPIX 749.37(-4.35)

東証1部・2部市場
大林組(1802)、鹿島(1812)などゼネコン株や、新日鐵住金(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株、東邦亜鉛(5707)、フジクラ(5803)、東邦チタニウム(5727)など非鉄金属株、NTT(9432)、NTTドコモ(9437)、KDDI(9433)など通信株も売られ下落。
一方、ブリヂストン(5108)、横浜ゴム(5101)などタイヤ株や、ファナック(6954)、京セラ(6971)、ニコン(7731)などは買われ上昇しました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数共に上昇しました。
ニューフレアテクノロジー(6256)、デジタルガレージ(4819)、サイバーエージェント(4751)、タカラバイオ(4974)、スカイマーク(9204)、そーせいグループ(4565)などは買われ上昇し、一建設(3268)、ジェイアイエヌ(3046)、ガンホーオンライン(3765)、エイチーム(3662)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは売られ下落。
目立った銘柄では、エスイー(3423)、サイバーコム(3852)、メッツ(4744)、ジュピターテレコム(4817)、インデックス(4835)、トレンダーズ(6069)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13102.53(-243.36)
ナスダック指数:2990.46(-26.49)
シカゴ日経先物:8910円(-90円)
25日移動平均線:8865円(1.51%)
(コメント)
23日のNY株式相場は大幅下落。
グローバルに事業を展開する企業が、相次いで2012年通期の業績見通しを引き下げたことが嫌気されております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ90円安の8910円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、ウリ優勢の展開が予想されます。
売り一巡後は日銀による追加緩和期待などから押し目買いは意識されようかと思われますが、直近では米ダウ平均の200ドル超の下げが続いたことで、改善しかけた投資家心理が再び悪化することも考えられます。
今晩の米FOMCの結果を前に売り一巡後は様子見姿勢が強まろうが、取引時間中の先物による売りで値を下げることも注視したいと思います。一方、4-9月期決算が本格化することで、短期資金中心に決算銘柄への選別物色の様相が強まる展開が予想され、円安を背景に堅調だった外需関連株の中で個別物色になろうかと思われます。
個別では「今週の注目銘柄」などに注目していきたいと思います。

きょうの主な決算発表は、ヤフー、JFEホールディングス、日本電産、任天堂、KDDIなどが予定しています。

10月23日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-23 08:29:08 | Weblog
10月22日の東京株式市場は、安く始まりましたが買い直され日経平均株価は上昇しました。非常に強い動きです。
日経平均 9,010.71円(+8.03円)
日経平均先物 9,020円(+30円)
TOPIX 753.72(-0.67)

東証1部・2部市場
三菱地所(8802)、三井不動産(8801)、大京(8840)など不動産株や、大林組(1802)、鹿島(1812)などゼネコン株、ホンダ(7267)、三菱自動車(7211)、マツダ(7261)など自動車株は上昇。
反面、三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)、三井物産(8031)など商社株や、住友金属鉱山(5713)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株は売られ下落しました。
個別銘柄では、半導体製造装置向け光部品など製造のモリテックス(7714)が+80円の367円ストップ高。ネクスト(2120)、日本カーバイド工業(4064)、リブセンス(6054)、ドワンゴ(3715)、シャープ(6753)なども幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数共に上昇しました。
ジェイアイエヌ(3046)、メッセージ(2400)、ガンホーオンライン(3765)、タカラバイオ(4974)、エイチーム(3662)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは買われ上昇し、ニューフレアテクノロジー(6256)、ライフネット生命保険(7157)、スカイマーク(9204)などは売られ下落。
目立った銘柄では、ファーマライズホールディングス(2796)、ジュピターテレコム(4817)、インデックス(4835)、スペースシャワーネットワーク(4838)、ジアース(8922)がストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13345.89(+2.38)
ナスダック指数:3016.96(+11.33)
シカゴ日経先物:9065円+45円)
25日移動平均線:8868円(1.41%)
(コメント)
22日のNY株式相場は小幅反発。
キャタピラーが2012年通期の業績見通しを引き下げたことが重しとなり売りが先行しましたが、「iPad ミニ」と「iPad 4」を翌23日に発表する可能性と期待されたアップルに買いが入り相場を下支えとなっております。また、序盤に軟調に推移していたキャタピラーが上昇に転じた後も堅調に推移したことから反発しております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ45円高の9065円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、買い優勢の展開が予想されます。
米NY株の下げ止まったことで買い安心感が強まることが予想されます。
米国市場ではテクノロジー株が比較的堅調に推移しており、足元の円安の流れを背景に国内でも電子部品など電機・精密株が注目されようかと思われます。一方、自動車株はトヨタの今期生産台数の下振れ報道などもあり株価の重荷となりそうです。 国内では景気判断を下方修正するムードが強まっており、金融緩和から不動産株などが注目されようかと思われます。

10月22日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-22 08:24:57 | Weblog
10月19日の東京株式市場は、米NY株式市場の下落を受けて売り優勢で始まりましたが、日銀による追加金融緩和期待などを支援材料に買いが継続し上昇しました。
日経平均 9,002.68円(+19.82円)
日経平均先物 8,990円(+10円)
TOPIX 754.39(+2.09)

東証1部・2部市場
第一生命保険(8750)、東京海上ホールディングス(8766)、T&Dホールディングス(8795)など生損保株や、野村不動産ホールディングス(3231)、住友不動産(8830)など不動産株の一角、東芝(6502)、三菱電機(6503)など電機株、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)、いすゞ自動車(7202)など自動車株は上昇。
反面、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株や、グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432)などSNS関連株、アコム(8572)、スタートトゥデイ(3092)、ルック(8029)などが売られ下落しました。

新興市場
JASDAQ平均は小幅ですが続伸、マザーズ指数は小幅下落となりました。
楽天(4755)、ジェイアイエヌ(3046)、スカイマーク(9204)、エイチーム(3662)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは買われ上昇し、ニューフレアテクノロジー(6256)、サイバーエージェント(4751)、メッセージ(2400)、ガンホーオンライン(3765)、タカラバイオ(4974)などは売られ下落。
目立った銘柄では、モルフォ(3653)、ファステップス(2338)、アドバンスト・メディア(3773)、ユビキタス(3858)、ユビテック(6662)などもストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13343.51(-205.43)
ナスダック指数:3005.62(-67.24)
シカゴ日経先物:8850円(-140円)
25日移動平均線:8867円(1.32%)
(コメント)
19日のNY株式相場は大幅下落。
マイクロソフトの決算や寄り付き前に発表されたマクドナルドやGEの決算の内容が失望されており、またキャタピラーが発表した9月の建機・エンジンの売上高が減速していることが明らかになり、景気の先行きも警戒されております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ140円安の8850円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、ウリ優勢の展開が予想されます。
米国株安を受けて売り先行となりそうです。一方、日銀による追加緩和期待などから円高への反転は避けられたことで、売り一巡後は先物中心に買い戻しが予想されます。

今週は、先週の上昇で投資家心理が幾分改善しており主力株の底堅さが下値不安を後退させ、週末に向けての株価持ち直しにつながるかが焦点となりそう。
これまでの株価下落で業績の下振れ懸念はある程度織り込まれており、決算内容を手掛かりとした選別物色も意識されやすく、相場全体の好転ムードになることも想定されます。 週後半は米アップルやアマゾン(25日)の決算内容を受けて、関連する製造業やネット企業の動向なども注目です。

10月19日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-19 08:33:49 | Weblog
10月18日の東京株式市場は、欧米株高や円安進展などを手掛かりに買い戻しの流れが継続し大幅続伸しました。
日経平均 8,982.86円(+176.31円)
日経平均先物 8,980円(+170円)
TOPIX 752.30(+12.51)

東証1部・2部市場
、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株は買われ続伸。
また、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)など不動産株、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、三井金属(5706)など非鉄金属株も買われ続伸となりました。
新日鐵住金(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株や、パナソニック(6752)、東芝(6502)など電機株、九州電力(9508)、北海道電力(9509)など電力株も買われ上昇しました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数共に上昇しました。
サイバーエージェント(4751)、タカラバイオ(4974)、一建設(3268)、ジェイアイエヌ(3046)、ガンホーオンライン(3765)、フィールズ(2767)、エイチーム(3662)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは買われ上昇し、ニューフレアテクノロジー(6256)、メッセージ(2400)、スカイマーク(9204)、そーせいグループ(4565)などは売られ下落。
目立った銘柄では、ファステップス(2338)、DNAチップ研究所(2397)、コーセーアールイー(3246)、エー・ディー・ワークス(3250)、ブロードバンドタワー(3776)、リアルコム(3856)、日本エマージェンシーアシスタンス(6063)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13548.94(-8.06)
ナスダック指数:3072.87(-31.26)
シカゴ日経先物:8970円(-10円)
25日移動平均線:8865円(1.12%)
(コメント)
18日のNY株式相場は反落。
堅調な経済指標を好感する場面がみられたものの、取引時間中に誤って発表されたグーグルの決算が軟調だったことから、ハイテクセクターが重しとなっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ10円安の8970円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、もみ合う展開が予想されます。
昨日の日経平均は今年6番目の上げ幅を記録し、3週間ぶりに8900円台を回復。上値抵抗ラインと目された25日移動平均(8883円)を一気に突破したことで、相場の先高期待が強まっております。
心理的な節目である9000円にはあと一歩、先物では9000円に乗せる場面もあり、日経平均も大台を回復するのは時間の問題と思われます。とはいえ、直近4営業日の上昇幅は448円にも達するなど、急ピッチな上昇で短期的な過熱感も否めない状況であり、何らかをきっかけに利益確定売りことも想定されます。

過熱感から下落リスクが高まるまではこれまで大きく売り込まれた銘柄の反発狙いとなります。

10月18日の東京株式市場デイリーコメント

2012-10-18 08:33:45 | Weblog
10月17日の東京株式市場は、欧米株高やユーロ・円の上昇などが後押しとなり日経平均株価は続伸し全面高の様相となりました。
日経平均 8,806.55円(+105.24円)
日経平均先物 8,810円(+100円)
TOPIX 739.79(+7.39)

東証1部・2部市場
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株は買われ上昇。
更に、新日鐵住金(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株や、パナソニック(6752)、東芝(6502)など電機株、九州電力(9508)、北海道電力(9509)など電力株も買われ上昇しました。

目立った銘柄では、2013年3月期の連結業績予想と期末配当の増額修正が好感されたフジミインコーポレーテッド(5384)が+300円の1,418円ストップ高。酒井重工業(6358)、日本カーバイド工業(4064)、富士紡ホールディングス(3104)、サクサホールディングス(6675)、新日本科学(2395)、ルック(8029)、ソフトバンク(9984)なども幅のある上昇となりました。

新興市場
JASDAQ平均は僅かですが前日比プラス、マザーズ指数は反落しました。
ジュピターテレコム(4817)、ニューフレアテクノロジー(6256)、ジェイアイエヌ(3046)、サイバーエージェント(4751)、スカイマーク(9204)、エイチーム(3662)、メッセージ(2400)などは買われ上昇しましたが、一建設(3268)、ナノキャリア(4571)などは売られ下落しました。
目立った銘柄では、ファステップス(2338)、コーセーアールイー(3246)、アドバンスト・メディア(3773)、データ・アプリケーション(3848)、日本ミクロコーティング(5381)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ: 13557(+5.22)
ナスダック指数:3104.12(+2.95)
シカゴ日経先物:8865円(+55円)
25日移動平均線:8858円-0.79%)
(コメント)
17日のNY株式相場は小幅続伸。
軟調な決算を発表したインテルとIBMが重しとなったが、堅調な住宅指標の結果などが下支え材料となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ55円高の8865円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は、買い優勢の展開が予想されます。
欧米株高、円安進展を背景に買い戻しの流れが継続しそうです。
日経平均は目前まで迫った25日移動平均(8876円)を奪回できるか否かが焦点となりますが、これをあっさり突破できれば9000円の大台回復も視野に入ってこようかと思われます。また、中国では9月鉱工業生産、9月小売売上高、7-9月期GDPなどの発表が予定されており、これがどのような着地となるかも相場のカギを握りそう。

引き続き、過熱感が高まり下落リスクが高まるまでは反発相場として、これまで大きく売り込まれた銘柄の反発狙いとなります。