F.I.T濱田のPersonal Blog

My WORKs & My TRADE

3月30日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-30 07:41:23 | Weblog
3月29日の東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場の続落や中国株安などが意識され、弱含みの展開となり下落しました。
日経平均 10,114.79円(-67.78円)
日経平均先物 10,110円(-70円)
TOPIX 857.74(-6.69)
東証1部騰落数:値上がり800銘柄、値下がり751銘柄、変わらずは120銘柄。
東証1部売買代金1兆2,568億円、売買高19億9,809万株

東証1部・2部
個別では、新日本無線(6911)が短期資金を巻き込み+50円の221円ストップ高。他に、日本無線(6751)、ツカモトコーポレーション(8025)、OKI(6703)、住友鋼管(5457)、スタートトゥデイ(3092)、シャープ(6753)、ディー・エヌ・エー(2432)などが買われております。

新興市場
主力株を中心に買われ堅調な動きとなっており、JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって反発。
個別では、SmartEbook.com(2330)、スリープログループ(2375)、コスモ・バイオ(3386)、セラーテムテクノロジー(4330)、ウィズ(7835)、陽光都市開発(8946)などがストップ高。  
「今週の注目銘柄」に取り上げておりますアイスタイル(3660)も買われております。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13145.82(+19.61)
ナスダック指数:3095.36(-9.60)
シカゴ日経先物:10100 円(-10円)
25日移動平均線:9862円(2.19%)

(コメント)
29日のNY株式相場はまちまち。
新規失業保険申請件数が市場予想より弱い結果となり売りが先行となりましたが、10-12月期GDP・確報値が市場予想通りの着地となったことと、25日移動平均線割れ水準で買いが入り、前日比プラスで引けております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて10円安の10100円で帰ってきております。

本日の東京株式市場はもみ合うことが予想されます。
さて、昨日の日経平均は約3週間ぶりの続落、欧米株式相場の下落に加え、為替が円高方向に振れたことを受けて利益確定売りに押されております。
米国では市場予想を下回る指標が相次いでいるほか、アジアでは主要国の株価指数が下値模索となっております。
また、29日発表した3月第3週(19~23日)の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は13週ぶりに売り越しとなっており、注視が必要となっております。
調整の範囲内の動きとなっており引き続き上昇トレンド継続とみておりますが、上昇に期待しつつも慎重姿勢で見ていきたいと思います。

個別では、全体的に調整となれば材料銘柄やネット関連やSMS関連銘柄、新興市場銘柄に資金が向かいそうです。
「今週の注目銘柄」アイスタイル(3660)や「FIT劇場」などを参考にいただきたいと思います。

3月29日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-29 07:13:56 | Weblog
3月28日の東京株式市場は、米NY株式市場の反落や、前日の大幅高の反動から幅広い銘柄が売られ下落しました。
日経平均 10,182.57円(-72.58円)
日経平均先物 10,180円(0円)
TOPIX 864.43(-7.99)
東証1部騰落数:値上がり457銘柄、値下がり1,116銘柄、変わらずは93銘柄。
東証1部売買代金1兆2,486億円、売買高19億6,492万株

東証1部・2部市場
野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、伊藤忠商事(8001)など商社株も売られ下落。
一方、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株や、SUMCO(3436)、アドバンテスト(6857)など半導体関連株、トヨタ自動車(7203)、マツダ(7261)など自動車株は買われ上昇しました。
個別では、EMS(製造受託専業)の台湾・鴻海グループとの提携などが好感されたシャープ(6753)が+75円の570円ストップ高買い気配となりました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって小幅下落となりました。
デジタルガレージ(4819)は上昇し、楽天(4755)、ジュピターテレコム(4817)、サイバーエージェント(4751)、セブン銀行(8410)、メッセージ(2400)、ライフネット生命保険(7157)、GCAサヴィアングループ(2174)などは下落。
個別では、ファーマライズホールディングス(2796)、セラーテムテクノロジー(4330)、エスケーエレクトロニクス(6677)、アドバンテッジリスクマネジメント(8769)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13126.21(-71.52)
ナスダック指数:3104.96 (15.39)
シカゴ日経先物:10130 円(-50円)
短期基調:下向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9840円(3.11%)
サイコロ●○○○○○●○●○○●「8勝4敗」
日足:短小陽線
(コメント)
28日のニューヨーク株式相場は続落。
2月の米耐久財受注額は前月比2.2%増ながら市場予想を下回る内容となっており、また、原油在庫の増加や、戦略石油備蓄の放出をめぐる一部報道を受け、原油相場が下落。こうした中、素材や資本財、エネルギーといった景気動向に敏感な分野の株を中心に売り圧力が強まっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて50円安の10130円で帰ってきております。

本日の東京株式市場はもみ合うことが予想されます。
昨日は、3月期決算銘柄権利落ち日で、配当落ち分(88円程度)を埋め戻すことが出来るか注目されておりましたが、後場の下げ渋りで実質的に小幅続伸となったことは相場の先高感が見て取れようかと思われます。
配当落ちの影響で大半の銘柄が下落するなか、自動車や電機など国際優良株の一角が配当落ち分を埋め戻して上昇しております。
自動車部品会社のクラリオンが発表した大幅な業績上方修正をみると、自動車を取り巻く環境は想定以上に回復している可能性があろうと思われます。為替相場における円高修正の流れも継続するとみられるだけに、自動車株の上昇が続くことも想定されます。

3月28日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-28 08:12:03 | Weblog
3月27日の東京株式市場は、バーナンキ米FRB議長の金融緩和継続に関する発言を受け、昨晩の米NY株式市場が大幅上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で買いが優勢となり上昇しました。
日経平均 10,255.15円(+236.91円)
日経平均先物 10,180円(+220円)
TOPIX 872.42(+20.60)
東証1部騰落数:値上がり1,555銘柄、値下がり77銘柄、変わらずは43銘柄。
東証1部売買代金1兆4,191億円、売買高22億6,636万

東証1部・2部市場
野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株や、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)など不動産株、新日本製鐵(5401)、住友金属工業(5405)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株も買われ上昇。
更に、三菱商事(8058)、三井物産(8031)など商社株や、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)など自動車株、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株、日立建機(6305)、クボタ(6326)など機械株も買われ 上昇しました。
そのなか目立った銘柄では、サンフロンティア不動産(8934)、ケネディクス(4321)、ツガミ(6101)、大京(8840)なども買われております。

新興市場
JASDAQ平均は上昇しましたが、マザーズ指数は続落。
ジュピターテレコム(4817)、セブン銀行(8410)、一建設(3268)、ニューフレアテクノロジー(6256)、デジタルガレージ(4819)、タカラバイオ(4974)などは上昇し、楽天(4755)、サイバーエージェント(4751)、フィールズ(2767)、ライフネット生命保険(7157)、ミクシィ(2121)などは下落。
個別では、インターアクション(7725)、陽光都市開発(8946)がストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13197.73(-43.90)
ナスダック指数:3120.35(-2.22)
シカゴ日経先物:10130 円(-50円)
短期基調:下向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9812円(4.15%)
サイコロ○●○○○○○●○●○○「9勝3敗」
日足:窓開け陽線
(コメント)
27日のNY株式相場は小幅反落。
3月リッチモンド連銀製造業指数の結果が予想を下回ったことを受け、売り優勢となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて50円安の10130円で帰ってきております。

本日の東京株式市場は反落が予想されます。
さて、昨日は米バーナンキFRB議長の発言で6月末以降も金融緩和政策が続くとの期待が高まったことで、再びリスクオンのムードが高まり、米NY株高を好感し先物主導で上昇し全面高となりました。
前日までの弱々しく見えた動きとは一転して、ダイナミックで非常に強い上昇となっております。
 
本日は、3月期決算銘柄の配当・優待の権利落ち日となります。
SQ算出日の日経平均終値がSQ値を上回ると、その後の相場が堅調となるように、権利落ち日には配当落ち分(今回は85円程度)を埋め戻して上昇すると、その後の相場が堅調になることが予想されます。
市場推計では約87円と見られております。配当権利落ち分の87円を空かさず埋める動きとなるか?注目され、権利落ち分を超過する形で下落すると、リスクオンに傾き出したムードに冷や水を浴びせる形になりかねません。
今後の相場動向を展望するうえでも、重要な日になりそうです。

3月27日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-27 08:40:40 | Weblog
3月26日の東京株式市場は、先週末の欧米株高から主力銘柄を中心に買いが入り、日経平均株価は小幅ですが反発。
日経平均 10,018.24円(+6.77円)
日経平均先物 9,960円(+30円)
TOPIX 851.82(-0.71)
東証1部騰落数:値上がり457銘柄、値下がり1,073銘柄、変わらずは146銘柄。
東証1部売買代金1兆938億円、売買高18億831万株

東証1部・2部市場
野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株や、グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432)などSNS関連株、宮地エンジニアリンググループ(3431)、ハザマ(1719)、飛島建設(1805)など震災復興関連株も売られ下落。
三菱地所(8802)、三井不動産(8801)など不動産株、住友金属鉱山(5713)、DOWAホールディングス(5714)、三菱マテリアル(5711)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)など商社株、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)など自動車株は買われ上昇。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって続落しました。
楽天(4755)、メッセージ(2400)、フィールズ(2767)などは上昇し、ジュピターテレコム(4817)、サイバーエージェント(4751)、スカイマーク(9204)、ニューフレアテクノロジー(6256)、デジタルガレージ(4819)、タカラバイオ(4974)、ミクシィ(2121)などは下落。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13241.63(+160.90)
ナスダック指数:3122.57(+54.65)
シカゴ日経先物:10050 円(+90円)
短期基調:上向きから下向きに転換
中期基調:フラット
25日移動平均線:9784円(2.06%)
サイコロ○○●○○○○○●○●○「9勝3敗」
日足:陰線
(コメント)
26日のNY株式相場は大幅続伸。
FRB議長が「失業率低下のためには緩和的な金融政策の継続が必要」と発言したことで、6月末で切れるオペレーションツイスト後も、金融緩和政策が継続するとの期待が高まり大幅上昇となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて90円高の10050円で帰ってきております。

本日の東京市場は大きく買われることが予想されます。
昨日の日経平均株価は小幅上昇でしたが、東証1部の騰落銘柄数を見ると値下がり銘柄数が1,073銘柄と1000銘柄を超え全般的に軟調な展開となっております。

本日の東京株式市場は、3月期決算企業の配当・優待の権利付き最終日で、米国株式が大きく上昇しており、買われることが予想されますが、円高修正の流れがやや一服していることや金融株はインサイダー問題。また、外部環境に関しても北朝鮮のミサイル発射予告による地政学リスクの台頭、中国や欧州の景気減速懸念など、今週は正念場となります。

個別では直近公開銘柄のライフネット生命保険 (7157)などがしっかり、直近公開銘柄や「今週の注目銘柄」などに注目しております。

3月26日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-26 08:24:50 | Weblog
3月23日の東京株式市場は、中国や欧州の景況感悪化などを背景にした昨晩の米NY株式市場の下落や、外為市場での円高進行が重しとなり主力株を中心に売られ下落しました。
日経平均 10,011.47円(-115.61円)
日経平均先物 9,930円(-110円)
TOPIX 852.53(-9.54)
東証1部騰落数:値上がり438銘柄、値下がり1,097銘柄、変わらずは140銘柄
東証1部売買代金1兆1,659億円、売買高17億5,962万株

東証1部・2部市場
野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株や、三菱地所(8802)、三井不動産(8801)、東京建物(8804)など不動産株、東芝(6502)、パナソニック(6752)など電機株、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)など自動車株も売られ下落。
更に、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株、三井金属(5706)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、丸紅(8002)、住友商事(8053)など商社株も売られ下落しました。


新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって下落しました。
楽天(4755)、フィールズ(2767)、デジタルガレージ(4819)などは上昇し、メッセージ(2400)、ニューフレアテクノロジー(6256)、スカイマーク(9204)、タカラバイオ(4974)、ミクシィ(2121)などは下落。
個別では、夢テクノロジー(2458)、フジタコーポレーション(3370)、コスモ・バイオ(3386)、駅探(3646)、ラ・アトレ(8885)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13080.73(+34.59)
ナスダック指数:3067.92(+4.60)
シカゴ日経先物:9935 円(+5円)
短期基調:上向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9762円(2.26%)
サイコロ●○○●○○○○○●○●「8勝4敗」
日足:陽線
(コメント)
23日のNY株式相場は反発。
2月新築住宅販売件数は31.3万件と、市場予想の32.5万件より弱い結果となったことから安くなる場面もありましたが、指数が25日移動平均線割れ水準で押し目がカイが入ったほか、RBCが投資判断を引き上げたGSとMSに買いが入り、金融セクターが上昇しております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて5円高の9935円で帰ってきております。

本日の東京市場はもみ合うことが予想されます。
先週は日経平均一時1万円割れ、週間ベースでの上昇が6週連続、週足ベースでの陽線が10週連続で途絶える

今週は
27日が3月期決算銘柄の権利付き最終日で、翌28日は配当落ち日に相当し、高配当利回り銘柄が意識され、2月鉱工業生産の市場予想は+1.3%で、これを上回る着地となれば来期の業績回復への期待感が高まりそうです。
一方で短期的な過熱感も強まっております。
・過熱感を示す東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は124.7%と「買われ過ぎ」
・中国や欧州の景気減速懸念からリスク回避

今週の見通し
・景気減速懸念から連続上昇が途絶え、過熱感もあります。とはいえ、ようやく「押し目待ちに押し目なし」下げての買いも意識されそうです。

強弱感の対立で1万円を挟んでの攻防が予想されます。

個別では、先週「今週の注目銘柄」取り上げましたライフネット生命保険 (7157:マザーズ)980円 →1261円と大幅上昇となっております。
買われた要因は
①赤字だが成長性に期待?
②三井物産が5%以上買ったから?
③主力株がもたもたしているから?
④直近公開で手あかがついていないから?
色々あろうかと思われますが、ガソリンの値上がりから家計を圧迫し、消費支出を減少させることから、低価格銘柄が物色対象になることも予想されます。
個別では「今週の注目銘柄」などを参考にいただきたいと思います。

3月23日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-23 08:46:01 | Weblog
3月22日の東京株式市場は、貿易黒字を受けて為替相場が円高方向に振れたことから売りが先行しましたが、その後は円高が進まず買い戻し優勢となり上昇しました。
日経平均 10,127.08円(+40.59円)
日経平均先物 10,040円(+20円)
TOPIX 862.07(+3.29)
東証1部騰落数:値上がり986銘柄、値下がり536銘柄、変わらずは153銘柄。
東証1部売買代金1兆2,958億円、売買高19億8,491万株

東証1部・2部市場
日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株や、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)など自動車株、昭和シェル石油(5002)、コスモ石油(5007)、国際石油開発帝石(1605)など石油関連株も買われ上昇しました。
反面、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)、三井不動産(8801)など不動産株や、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株、三井金属(5706)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、丸紅(8002)、住友商事(8053)など商社株は売られ下落。

新興市場
JASDAQ平均は小幅反落、マザーズ指数は続伸しております。
セブン銀行(8410)、サイバーエージェント(4751)、スカイマーク(9204)、メッセージ(2400)、ニューフレアテクノロジー(6256)、デジタルガレージ(4819)、ミクシィ(2121)、GCAサヴィアングループ(2174)などが買われ上昇しました。
個別では、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド(9610)、佐藤渡辺(1807)、日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645)、シスウェーブ(6636)、スターツ出版(7849)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13046.14(-78.48)
ナスダック指数:3063.32(-12.00)
シカゴ日経先物:9935 円(-105円)
短期基調:上向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9734円(3.77%)
サイコロ●●○○●○○○○○●○「8勝4敗」
日足:陽線
(コメント)
22日のNY株式相場は下落。
ユーロ圏3月製造業PMI・速報値と中国3月HSBC製造業PMIが予想より弱かったうえに、景気拡大の目安となる50を下回った結果となったことが嫌気されております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて105円安の9935円で帰ってきております。

本日の東京市場は売り優勢が予想されます。
欧米株安や円高進行を受けて、主力株を中心に利益確定売りに押りが想定されますが、日経平均が1万円に近づく水準では、押し目買いが入ることも予想され、売り一巡後に下げ渋る展開が予想されます。

日経平均は週間ベースで、先週まで6週連続の上昇し、週足では10週連続の陽線となっているが、今週はどちらも微妙な情勢です。仮に下落・陰線となれば、年初から続く上昇相場に一服感が漂う可能性もあるだけに本日の引け値は注目されます。

三大都市圏の公示価格(全用途)は-1.5%で地方圏(-3.6%)に比べ下落率が小さいなど、底打ちの兆候も垣間見えます。公示地価発表を控えて、不動産株には利益確定売りに押される銘柄が多かっただけに、不動産株に注目かと思われます。

個別では、今週の注目銘柄に取り上げましたライフネット生命保険(7157)が+180円の1,230円まで大幅上昇しており、直近公開銘柄なども注目していきたいと思います。

3月22日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-22 08:37:41 | Weblog
 3月21日の東京株式市場は、中国景気の減速懸念を背景とした米NY株式市場の下落を受け、売り物に押され全般安となりました。
日経平均 10,086.49円(-55.50円)
日経平均先物 10,020円(-60円)
TOPIX 858.78(-9.57)
東証1部騰落数:値上がり357銘柄、値下がり1,196銘柄、変わらずは121銘柄。
東証1部売買代金1兆3,565億円、売買高21億1,800万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、SBIホールディングス(8473)など証券株、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)など不動産株も売られ下落。
コマツ(6301)、日立建機(6305)、タクマ(6013)など機械株や、住友金属鉱山(5713)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株も売り物に押され下落しました。

新興市場
JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって上昇しました。
楽天(4755)を始め、ジュピターテレコム(4817)、メッセージ(2400)、サイバーエージェント(4751)、タカラバイオ(4974)、スカイマーク(9204)、ライフネット生命保険(7157)などが買われ上昇し、セブン銀行(8410)、一建設(3268)、ニューフレアテクノロジー(6256)などは下落。
個別では、ジェイエイシーリクルートメント(2124)、メディネット(2370)、データホライゾン(3628)、日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645)、テラプローブ(6627)、シスウェーブ(6636)などがストップ高まで上昇。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13124.62(-45.57)
ナスダック指数:3075.32(+1.17)
シカゴ日経先物:10000 円(-20円)
短期基調:上向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9703円(3.72%)
サイコロ●●●○○●○○○○○●「7勝5敗」
日足:上下ヒゲの小陰線
(コメント)
21日のNY株式相場はまちまち。
2月の米中古住宅販売件数が459万件(予想は460万件)と、予想より弱かったことが嫌気されております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて20円安の10000円で帰ってきております。

本日の東京市場は反落が予想されます。
昨日の日経平均は6日ぶりに反落し、10100円台を割り込んでおります。
短期的な過熱感が意識されるなか、外部環境の悪化で利益確定売りに押され格好になっておりますが、直近5営業日で252円上昇していたことを勘案すると下げは限定的で中国の景気減速懸念に関しては以前から話題になっており、利益確定売りの材料になったとの見方もできようかと思われます。
本日は心理的な節目の1万円台を固める動きかと思われます。

為替市場で1ユーロ=111円台と昨年10月末以来の水準に下落。リスク回避の動きとなるならば円高方向に振れるはずですが、今回は円安の流れに変化がなかっただけにリスクオンの姿勢が続いているとみられます。
本日は2月貿易収支が発表されます。
5カ月連続の赤字から円安基調の流れは変わらないと思われますが、市場予想の1200億円程度の赤字(前年同月は6503億円の黒字)に対して、どのような着地をみせるか、それを受けてのマーケットの反応に注目です。

3月21日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-21 08:27:21 | Weblog
3月19日の東京株式市場は、上値重いながらもジリ高基調は続き、日経平均株価は続伸し昨年7月に記録した終値ベースの東日本大震災後の高値を上回りました。
日経平均 10,141.99円(+12.16円)
日経平均先物 10,080円(+20円)
TOPIX 868.35(+1.62)
東証1部騰落数:値上がり881銘柄、値下がり610銘柄、変わらずは183銘柄。
東証1部売買代金は1兆1,143億円、売買高19億5,109万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株が買われ続伸。
また、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)など鉄鋼株の一角や、三菱商事(8058)、丸紅(8002)、住友商事(8053)など商社株、コスモ石油(5007)、AOCホールディングス(5017)など石油株、コマツ(6301)、東芝機械(6104)、タクマ(6013)など機械株や、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株も上昇。

新興市場
JASDAQ平均は反発し、マザーズ指数は反落いたしました。
ジュピターテレコム(4817)、セブン銀行(8410)などが買われ上昇し、楽天(4755)、一建設(3268)、メッセージ(2400)、サイバーエージェント(4751)、タカラバイオ(4974)、スカイマーク(9204)、GCAサヴィアングループ(2174)、ミクシィ(2121)などは下落。
個別では、ジェイエイシーリクルートメント(2124)、エムアップ(3661)、クニミネ工業(5388)、エヌアイシ・オートテック(5742)、明豊エンタープライズ(8927)、ユーラシア旅行社(9376)、ファーストエスコ(9514)、いであ(9768)などがストップ高まで上昇。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13170.19(-68.94)
ナスダック指数:3074.15(-4.17)
シカゴ日経先物:10045円(-35円)
短期基調:上向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9664円(4.73%)
サイコロ○●●●○○●○○○○○「8勝4敗」
日足:十字線
(コメント)
20日のNY株式相場は反落。
世界最大の資源会社BHPビリトンが中国からの鉄鉱石需要について慎重な見方を示した他、中国自動車工業協会(CAAM)の幹部が今年の同国での販売台数は見通しを下回る公算との見方を示したことなどにより、中国経済の減速の可能性が警戒されております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて35円安の10045円で帰ってきております。

本日の東京市場は反落が予想されます。
終値ベースで昨年7月8日につけた震災後の高値(10137円)を更新した。為替相場が1ユーロ=110円台に下落するなど、円安進展を手掛かりに来期業績の回復確度が高く、相場の先高期待が強くなっておりますが、短期的な過熱感は日増しに強まっているだけに調整があっても可笑しくないところかと思われます。ただ、押し目買い意欲が強く、震災後の高値を終値ベースで奪回したことで、今後はザラ場ベース(10207円)、震災前日の水準(10434円)が焦点が集まろうかと思われます。

個別では「今週の注目銘柄」などを参考にいただきたいと思います。

今週の(3月19日)為替について

2012-03-19 08:31:09 | Weblog
先週は
金融政策決定会合で日銀の白川総裁が金融緩和の継続を示唆し、一方でFRBが量的金融緩和に関する言及が無かったことからQE3を実施する可能性が低くなっております。

日米金利差の拡大への思惑から円安進行の追い風となっております。

その他
・米連邦準備理事会(FRB)が実施した米銀19行のストレステスト(健全性審査)の結果も安心感につながっております。
・ギリシャ支援については、国際通貨基金(IMF)は15日の理事会で、4年にわたり計280億ユーロ(約3兆600億円)を融資する追加支援策を承認。

今週の注目スケジュール
20日:米2月住宅着工件数(21:30/69.5万件)
21日:米2月中古住宅販売(23:00/460万件)
22日:2月国内貿易統計(8:50)
:ユーロ圏3月製造業・非製造業PMI(18:00)

円高材料
・急ピッチな円安から利益確定の円買い
・国内機関投資家による3月期末決算に向けてリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)
円安材料
・2月の米住宅指数が堅調に推移(対ドル)
・2月の貿易赤字拡大

今週の見通し
・日米金利差の拡大への思惑
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明「米経済は穏やかに拡大し続けている」。
・米景気期待に欧州金融不安が和らぎつつあります。
・(原子力発電所の稼動率低下から)原油などの輸入拡大から2月の貿易赤字拡大

急ピッチな円安から利益確定の円買い(円高)も予想されますが、円安基調が続くと思われます。

3月19日の東京株式市場デイリーコメント

2012-03-19 08:30:06 | Weblog
3月16日の東京株式市場は、利益確定売りに上値が重いなか、押し目買い意欲は強く高値圏で推移し、日経平均株価は小幅続伸いたしました。
日経平均 10,129.83円(+6.55円)
日経平均先物 10,060円(0円)
TOPIX 866.73(+3.12)
東証1部騰落数:値上がり975銘柄、値下がり531銘柄、変わらずは170銘柄。
東証1部売買代金は1兆3,059億円、売買高は22億4万株

東証1部・2部市場
みずほフィナンシャルグループ(8411)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など大手銀行株や、野村ホールディングス(8604)、SBIホールディングス(8473)など証券株の一角が買われ上昇。
また、新日本製鐵(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、丸紅(8002)、伊藤忠商事(8001)など商社株、コマツ(6301)、日立建機(6305)、東芝機械(6104)など機械株、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株も買われ上昇しました。
個別銘柄では、自動車用鉛蓄電池が主力の古河電池(6937)が+76円の504円と大幅上昇し、2012年1月期決算が4期ぶりに営業黒字転換、来期復配予定の三井ハイテック(6966)も+58円の478円と大幅高。
その他、ウッドワン(7898)、シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)、住江織物(3501)、日本板硝子(5202)、酒井重工業(6358)なども買われおります。

新興市場
JASDAQ平均は反落しましたが、マザーズ指数は反発しました。
楽天(4755)、ジュピターテレコム(4817)、セブン銀行(8410)、ミクシィ(2121)などが買われ上昇し、一建設(3268)、メッセージ(2400)、スカイマーク(9204)、GCAサヴィアングループ(2174)などは下落。
個別では、ベンチャーリパブリック(2177)、BBH(3719)、アイフリーク(3845)、Jストリーム(4308)などがストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13232.62(-20.14)
ナスダック指数:3055.26(-1.11)
シカゴ日経先物:10035円(-25円)
短期基調:上向き
中期基調:フラット
25日移動平均線:9578円(5.55%)
サイコロ●○●●●○○●○○○○「7勝5敗」
日足:十字線
(コメント)
16日のNY株式相場はまちまち。
16日はクアドルプルウィッチングと呼ばれる現物・指数のデリバティブの清算日にあたるため、商いが活況を迎えるも売買が交錯し、方向感の欠ける相場となっております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べて25円安の10035円で帰ってきております。

本日の東京市場はもみ合いが予想されます。
先週は日経平均1万円台回復。
1万円台が定着すれば上昇相場は第2ステージに入ろうかと思われます。

今週は大企業・製造業の2011年度下期の想定レートは77円90銭であるほか、3Q決算発表時の各社の想定為替レートは80円以下が大半のため、円安進展が続けば来期業績の回復確度がより鮮明となり、輸出関連株などに買いが入り上値追いの展開が想定されます。
一方で短期的な過熱感も強まっております。
・日経平均の25日移動平均乖離率は+5%超
・相場の過熱感を示す東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)と139.28%と「買われ過ぎ」
利益確定売りに押される可能性も予想されます。

今週の見通し
・上昇相場の第2ステージ入りと思われますが、短期的に利益確定売りに押される可能性も予想されます。
1万円台での値固めかと思われます。

日経平均の上値のメド
・昨年7月につけた震災後の高値10207円
・震災前日の水準10434円
・心理的節目の10500円

日経平均の下値のメド
・心理的な節目の1万円
・3月限SQ値(9946.46円)

個別では「今週の注目銘柄」などを参考にいただきたいと思います。