サイバー攻撃とそれによる情報流出・業務停止等のニュースが後を絶ちません。
当所では昨年、所員全員参加のネットワークセキュリティセミナーを外部講師を招いて実施し、セキュリティの基礎からサイバー攻撃の手口・脅威、さらには個々でできる対策までを一通り学び、所員の情報セキュリティの意識向上を図ってきました。しかしランサムウエアをはじめとするサイバー攻撃は依然として収まる気配がなく、また、日常業務は所員がインターネットと接することが前提となるため、機密情報を扱う特許事務所としてはハード面でセキュリティレベルをより一層高める必要があります。
このため当所では、従来のシステム対策に加えて、セキュリティ脅威に自動的に対応できる新たなシステムを導入しました。これで一安心したいところですが、セキュリティの専門家の話によると5年後10年後にどのようなサイバー攻撃が主流になっているかは正確な予測は難しく、状況に応じて対策を講じていく必要があるとのことです。