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リジログ 2025

いいぞ 野球は

この夏

2009-08-11 23:32:24 | Weblog
少し水不足が心配か?といっていたのがうそのように,長雨,集中豪雨にそして台風。今朝は静岡で大地震。。この夏はどこか不順だ。

1993年の夏が今年のような晴天の少ない日が多く,農作物の被害が大きくなった。その翌年は米不足になり,海外の米をつくっている国は,日本人向けにお米をお土産に・・・なんていうのもあった。事実,海外から米を輸入した。

1994年の夏は一転,猛暑続きで水不足。当時,水呑から尾道への通勤で芦田川沿いを走っていたが,日々水量が減り,競馬場から少し下流あたりだったか,昔あった橋の残骸が川底に沈んでいたのが見えていたのを覚えている。その年は秋にはアジア大会が控えており,芦田川下流域でボート競技が予定されていて,もしこのまま雨が降らなければ,これも当時できたばかりの八田原ダムの試験貯水を中断して放流する必要もあるといわれていた。

台風が全く上陸しなかった2008年の翌年となる今年。
ここまで多く自然災害があると,人ごとでは考えられない。しかし人の想像を絶する大きな力とスピードで人間の手にはおえないのが自然の力だ。
天災は忘れたころにやってくる。「忘れない」という気持ちが予防になるのであれば,容易いことだけど。

数値化

2009-08-11 00:07:27 | Weblog
いま 仕事でチャレンジしていることがある。主にはもう一人の同僚が担当するものであるが,私も参加させてもらっている。
過去誰かがチャレンジしたかどうかはわからないが,いまだ私たちがもっていない。それはある「行い」の数値化だ。
数値化するためには,誰もが判断できる簡単な評価基準を作ることによって実現する。その基準=指標を作るところがミソ。

むかーしこのブログで「第二の打率」というタイトルでかいた記憶がある。メジャーリーグのスカウトがアジアの有望選手の評価をするにあたって,打者では一般的な打率や打点ではなく,客観的な数値を使って別の基準=第二の打率をはじき出し,その高い選手からスカウティングする。投手も「防御率」ではなく別の計算式があって,岡島選手はその点数がとても高く,メジャーにひっぱられて,その後の活躍はご存知のとおり。

たとえば,打者ではチャンスで確実に成績を残す率が高い選手がほしい場合は,得点圏の打率だけではなく,三振やゲッツーが少なく,進塁打や四死球が多いとポイントの上がる指標を作る。投手で確実に2回をセットアップする確率の高い選手がほしいなら,被安打率や被長打率やほかに何だろ・・・いろいろそういう要素をいれて計算式を作ればよいのだそうだ。

打者なら打率や本塁打,投手なら防御率や球の速さ,奪三振に目が行くが,あまり関係ないそうだ。とくに岡島選手は過去2年間をくらべて,その評価点が改善され,「いまが『買い』」と判断されたと記憶している。

こういう計算式や指標が,新たな評価をうみ,チーム強化に役にたつ。

いまチャレンジしている,ある「行い」の数値化も言い換えれば,業務に対する自己評価の客観化であり,甘くも辛くもない究極の自己評価をできる物差しをつくるというもの・・・。それが出来れば,新しい「事業」なども費用対効果といった軸だけでなくもう一つの軸となって説得力を持って予算要求できるかもしれない。目的はここにある。よって数値化することはそのための手段だ。統計的な分野,心理学的な分野,いろんな分野で応用されいる事例などを引用して,なんとかできないものかと・・。対面に座る同僚がその具体化のための検証を行っている。

でも 無謀かもしれないとか, 誰もがやったけど無理ったこととか,(このたびのような指標の作り方は実は揮発されていてそれをただ知らないだけかもしれないが・・・)そういうものにチャレンジできることで新たな感覚が磨かれるようなきがして・・・。面白い。いつかそういう業務が我が社のクリティカルワークに位置づけられればなぁ と期待。。