毎日の通勤が,車から電車と新幹線になってかなりたちますが,本を読む時間が増えたことはよかったことのひとつ。バッグには読みかけの文庫本,定期購読の雑誌がいつも入っている状態。全く見開きしない日もありますが,いつでもよめるようにと。
本を読むということは書き手(著者)の思いや伝えたいことがびっしりと埋まっていて,書き手の方と一方通行ではありますが,触れ合えている感覚があります。特に自分と共感する記事や文章があるととても嬉しく思います。
この週末は3連休でしたので,通勤時間ではなく家の中で2冊の文庫本を読破しました。ひとつは,福井県のある市役所の部長さんが書かれたもの,実はその部長さんとは昨年お会いし,その行政推進手法や人材育成などについて私はひどく感銘を受けました。その文庫本のなかにその部長さんのエッセンスがすべて詰まったものであったため,読み終えてあらためて勉強になった感を強くしました。
もう一冊は,プロサッカー選手の中村俊輔選手の「察知力」という文庫本。私はサッカーも大好きで,もちろん観ることが,ですが。そのタイトル「察知力」というコトバにも惹かれ,一昨日から読みはじめました。
読みながらずっと感じていたのですが,ぜひ,皆さんにも勧めたい一冊です。どのページも私の「落書き」で真っ赤になるほど,少年野球にかかわる大人にもあてはまるなぁと思う箇所が多数あるのではないかと・・・。指導者の皆さんがよく口にすることと同じことが,俊輔選手も同じように感じて,彼の率直な思いを編みこんで,うまく表現されています。俊輔選手は将来「指導者になりたい」そうです。そのためにどういう意識を持っているのか・・などの記述は,とても感心しました。
大人だけでなく子どもも読んでほしいなという一冊かもしれません。
全偏を通して出てくるのが「その場その場で自分に求められる動きをできることが最重要」というもの。それが「察知力」ということだと思います。
俊輔選手には申しわけないのですが,最も感動した部分を書かせてもらいます。私が今おかれている立場(「仕事上」のことですが)にちょうどぴったりだったものなので!
「僕は自分がゴールを決めるよりも,僕のプレーで,チームメイトがゴールを決めたり,いいプレーをしてくれることが純粋に嬉しい。ゲームを作るタイプの選手だからだと思う。僕とチームメイトとのパイプが太くならなければ,彼らを活かすことはできない。そのために必要なんは,味方に要求するということ。「こう動いて欲しい」と言葉で相手に伝える。しかしひとつ間違えれば,要求が文句になることもある。それに,要求ができるだけの自信をもっていなくてはならない。(144ページの文中より)
全くそのとおりです,俊輔選手!ありがとう。
昨夜の全国大会への壮行会。今年は2チームが3つの大会へ進出という快挙。おかげさまで,いつものメンバーだけでなく,初めてお会いする両チームの保護者の方たちとも,長く永く楽しい時間をすごせました。そのため今日は,自チームの練習場の草削りを朝から夕方までしっかりとやってたっぷりと汗を出せました(^.^)2チームにはいい思い出を作ってきて欲しいと願うばかり。
本を読むということは書き手(著者)の思いや伝えたいことがびっしりと埋まっていて,書き手の方と一方通行ではありますが,触れ合えている感覚があります。特に自分と共感する記事や文章があるととても嬉しく思います。
この週末は3連休でしたので,通勤時間ではなく家の中で2冊の文庫本を読破しました。ひとつは,福井県のある市役所の部長さんが書かれたもの,実はその部長さんとは昨年お会いし,その行政推進手法や人材育成などについて私はひどく感銘を受けました。その文庫本のなかにその部長さんのエッセンスがすべて詰まったものであったため,読み終えてあらためて勉強になった感を強くしました。
もう一冊は,プロサッカー選手の中村俊輔選手の「察知力」という文庫本。私はサッカーも大好きで,もちろん観ることが,ですが。そのタイトル「察知力」というコトバにも惹かれ,一昨日から読みはじめました。
読みながらずっと感じていたのですが,ぜひ,皆さんにも勧めたい一冊です。どのページも私の「落書き」で真っ赤になるほど,少年野球にかかわる大人にもあてはまるなぁと思う箇所が多数あるのではないかと・・・。指導者の皆さんがよく口にすることと同じことが,俊輔選手も同じように感じて,彼の率直な思いを編みこんで,うまく表現されています。俊輔選手は将来「指導者になりたい」そうです。そのためにどういう意識を持っているのか・・などの記述は,とても感心しました。
大人だけでなく子どもも読んでほしいなという一冊かもしれません。
全偏を通して出てくるのが「その場その場で自分に求められる動きをできることが最重要」というもの。それが「察知力」ということだと思います。
俊輔選手には申しわけないのですが,最も感動した部分を書かせてもらいます。私が今おかれている立場(「仕事上」のことですが)にちょうどぴったりだったものなので!
「僕は自分がゴールを決めるよりも,僕のプレーで,チームメイトがゴールを決めたり,いいプレーをしてくれることが純粋に嬉しい。ゲームを作るタイプの選手だからだと思う。僕とチームメイトとのパイプが太くならなければ,彼らを活かすことはできない。そのために必要なんは,味方に要求するということ。「こう動いて欲しい」と言葉で相手に伝える。しかしひとつ間違えれば,要求が文句になることもある。それに,要求ができるだけの自信をもっていなくてはならない。(144ページの文中より)
全くそのとおりです,俊輔選手!ありがとう。
昨夜の全国大会への壮行会。今年は2チームが3つの大会へ進出という快挙。おかげさまで,いつものメンバーだけでなく,初めてお会いする両チームの保護者の方たちとも,長く永く楽しい時間をすごせました。そのため今日は,自チームの練習場の草削りを朝から夕方までしっかりとやってたっぷりと汗を出せました(^.^)2チームにはいい思い出を作ってきて欲しいと願うばかり。