フェイジョアドリーム

日本初の南国果物「フェイジョア」生産農家ゆうゆうファームが、フェイジョアの栽培記録を投稿します。

地球の裏側から同志来たる

2020年03月02日 | 栽培
先日、2月29日にブラジルでリンゴとフェイジョアを栽培している大谷さんという方で、60年ほど前に最後の移民者としてブラジルに渡り
仲間とリンゴ栽培を始められたそうです。ブラジルはサンタカタリーナ州のサンジョアキンというところに住んでいるそうです。
そこは1300メートルくらいの高地で、マイナス5度くらいになるのでリンゴ等には適しているそうです。
現在は日本の「ふじ」を沢山作られているそうです。リンゴは日本の様に大きくなく、少し小ぶりのものがよく売れるそうです。
そんな彼が地元の山の中で、フェイジョアを見つけ香りとあまりの美味しさに私同様魅せられてフェイジョアの栽培を始めたとのことでした。サンジョアキンはウルグアイとも近く、あの辺一帯がフェイジョアの原産地だろうということでした。
今では自分で新しい大きな品種も試行錯誤の後、品種改良をされて大きな物は300g位になるそうです。近頃では数人の仲間生産者もできて、彼がみんなに指導されているそうです。只、フェイジョアに悪い虫がつき可なりのダメージを受けるそうで、消毒が大変とのことです。
その上、日本と同じくあまり知られていない果物で、販売には苦労されているそうです。
1000本も植えて6トンも収穫量があっても、無駄になるばかりだとぼやいていましたが、
娘さんと息子さん達が支えてくれているので、未だ頑張れるとも言っていました。
フェイジョアに対して同じ志を持った方が、日本にもおられたということで会いに来てくれました。ありがたい出会いでした。
大谷さん、ありがとうございました。是非、お元気でまたお会いしましょう!





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