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日々・戯言の叫び

感じた事とか色々、表に出せない事を吐き出す独り善がりで嘘つきな日記

小話は短いから小話だろう、と。

2008-04-11 21:43:39 | 零崎
文章を書くと長くなります何故か。しかも無駄に。
気をつけてたんですけど、最近またその癖が出始めた…。
とりあえず、頑張って短くしてみたよ小話。


「ああ~!! 誰ですか、舞織ちゃんのでらっくすプリン食べたのは!?」
「それならさっき人識が食ってたっちゃよ」
「うふふふふふ~。そうですかぁ、あのおしゃれ頑張ってる人識君ですか。
これはちょぉ~っとお話し合いの必要がありますね」
「…(話し合いってより殺し合いの目だ)人識なら自分の部屋に――」
「サンキューです、大将さん!!」
「あ~あ、凄いスピードで……。まぁ自業自得っちゃね。
読書の続きでも」
「大変だよ、アス!」
「どうしたっちゃ、レン?」
「舞織ちゃんと人識君がナイフをぎりぎり鳴らしながら斬り合ってるんだ!!」
「……あー」
「早く止めないと!」
「大丈夫っちゃよ、レン。アレはただの兄妹喧嘩だっちゃ」
「ええ!? 喧嘩って、そのレベルでは済まない殺気が迸ってたんだけど」
「年の近い兄妹ってのはそんなものらしいっちゃよ」
「え、そう…なのかな? でも私と人識はそんなに激しい喧嘩はしないよ?
せいぜい人識が隙を突いてナイフで斬りかかってくるくらいで…。可愛いものだよ」
「それは……喧嘩とは言わない様な。
ああ、いや。お前と人識じゃ実力に違いがあり過ぎるから喧嘩にならないだけっちゃ。
舞織とは丁度いいっちゃろ?」
「ふぅん、そうかい。へぇ。
うふふふ。いいねぇ兄妹喧嘩。家族だねぇ」
「そうっちゃねぇ」
「あ、晩御飯は何が良いかな?」
「カレー以外なら何でも良いっちゃ」
「どーいう意味だい、それ」


喧嘩するほど仲が良い! そう言い張れば殺し合いだって黙認されるさ!!

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